2015年の活動開始以降、新作発表の度に進化し続けるアーティスト、オートモアイ。日本を代表する若手作家のひとりであり、シュプリーム(SUPREME)、ニューエラ(NEW ERA)、セイコー(SEIKO)、チャンピオン(CHAMPION)などに作品を提供し、世界各国のファッションシーンでも注目の的だ。
個展「I wanna meet once again if like that dream」のキーワードは「匿名」だ。何世紀も前に描かれた絵画と対峙したとき、自分が生きている時間軸以外の世界へアクセスしたような感覚と、自分自身の記憶を遡る感覚が酷似していると感じたという。絵画つまり記憶を不確かでも確かにそこにある存在として、霊の存在を重ね合わせ、「記憶の中の霊性」というテーマのもと作品群を描き上げた。
オートモアイが描く作品は、ファンタジー的な要素を持ちつつも、限りなく現実味のある新鮮な刺激をもつ。本展は全て新作で構成され、アーティストが近年より力を入れ制作しているという油彩の平面作品群が、会場全体を囲むように展示されている。作品の世界に没入し、ロジックを越え、場所や時間をも越えて交差するイメージだ。
会期中は、ゲストを招いて制作について語るトークショーを3回開催予定だ。本イベントは、普段表に立つことがないアーティスト自身が初めて公に登壇する貴重な機会となる。また本展覧会に合わせ、最新作品集「Reminiscence」も会場にて販売予定だ。
からの記事と詳細 ( ファッション業界も注目するアーティスト、オートモアイによる個展がSAIにて開催。 - VOGUE JAPAN )
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