[公益財団法人東京都歴史文化財団]
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は、美術・映像分野の若手アーティストを支援する新たなプログラム、トーキョー・アーティスト・アクセラレーター・プログラム【略称:TAAP(タープ)】を実施します。
支援アーティストは令和5年10月16日(月)から公募開始です。是非、ご応募ください!
TAAPとは
産業界には若手起業家に向けたアクセラレーター・プログラムがあります。
これはアクセラレーターと呼ばれる支援者がさまざまなリソースやサポートを提供し、アイデアや新規事業の検証・精査を二人三脚で行う成長支援プログラムです。
現代アートに注目が集まる中、都の支援策として、アート市場での活躍を希望する若手アーティストに向けた伴走型の成長支援プログラムがありませんでした。
アーティストとして活躍するには、有意義な作品を制作するだけでなく、アーティスト自身の美術史における位置づけや作品コンセプトを明瞭に伝える力も重要になります。
TAAPは、アーティストによるプレゼンテーションに焦点をあて、語る力の向上とコンセプト強化の両面からサポートする全く新しい支援の形です。
東京から世界へ。国際的アート市場へ羽ばたく才能を全力で応援していきます。
支援内容
TAAPは、アート市場での活躍を希望する美術・映像分野の若手アーティストを支援するプログラムです。
アーティスト自身によって作品を語るプレゼンテーションに焦点をあて、作品を語る力の向上とコンセプト強化の両面からサポートします。
選考を経た支援アーティストへ、現代アートの多様なスペシャリストと8ヶ月にわたる継続的なメンタリングを実施し、国内外の現代アート関係者へ向けてスピーチする機会を創出することで、東京を起点とする若手アーティストの国際的な飛躍を支援します。あわせて、自由度の高い制作支援金を支給します。
プレゼンテーションを軸に実施するメンタリング・プログラム
ギャラリストやアーティスト、コレクター、キュレーターら多様な背景を持つ現代アートのスペシャリストにより構成される選考委員及びメンターと8か月にわたる継続的な対話を実施します。
作品を語る力の向上とコンセプト強化を促し、支援アーティストの成長を後押しするとともに、国内外の芸術文化関係者とのネットワーキングもサポートします。
アートワーク・プレゼンテーション・ステージ(仮称)の創出
来年、東京で開催されるアートイベントの機会を捉え、国内外のギャラリストやキュレーター、コレクターを含むオーディエンスに向けアーティストが自身の力で作品について語る機会を作ります。
制作支援金の支給
創作やリサーチ等に活用できる制作支援金(495,000円)を支給します。
事業スケジュール(予定)
2023年10月16日(月)~1月12日(金) 募集期間
2024年1月~2月 一次選考(書類選考)
2024年3月 本選考/支援アーティストの決定
2024年4月 メンタリング・プログラム開始
2024年11月 アートワーク・プレゼンテーション・ステージ(仮称)
選考委員
上田 杏菜
(公益財団法人石橋財団 アーティゾン美術館 学芸員)
鷹野 隆大
(写真家/東京造形大学 教授)
田口 美和
(タグチアートコレクション 共同代表 サンパウロ・ビエンナーレ インターナショナルアドバイザリーボードメンバー)
細井 眞子
(TARO NASU ギャラリー ディレクター)
山口 栄一
(一般社団法人アートパワーズジャパン 代表理事/公益財団法人経済同友会 スポーツとアートによる社会の再生委員会 委員長)
メンター
天野 太郎
(東京オペラシティアートギャラリー チーフキュレーター)
粟田 大輔
(美術批評)
江幡 京子
(アーティスト/創形美術学校 講師)
小林 真比古
(biscuit gallery 代表)
藤元 由記子
(株式会社ブックエンド 代表取締役/NPO法人アート&ソサイエティ研究センター 理事)
応募方法について
詳細はTokyo Artist Accelerator Program (TAAP) ウェブサイト(https://taap.art)
又は、別紙「募集概要」(https://prtimes.jp/a/?f=d38211-540-889b844cbb403137017ddfa83bc15dbb.pdf)をご参照ください。
企業プレスリリース詳細へ (2023/10/16-17:46)
からの記事と詳細 ( ≪若手アーティスト支援の新たな形がスタート≫ 作品を「語る力」と「コンセプト」を磨き上げる伴走型支援 ... - 時事通信ニュース )
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