難病や障害のあるアーティスト5人のコラボ展が、愛媛県庁第1別館の「ゆるりカフェ夢家」で開かれている。生き物や景色などを色鮮やかに描いた絵画約50点を展示し、出展者がさまざまな思いを込めて設定した値段で販売している。29日まで。
値段の基準になっているのは、作品にかけた熱意や夢をかなえるために必要な金額だ。
700円から販売し、最高額は「ダウン症少年画家ごうき」さん=浜松市=が動物などを描いた作品。「売り上げで大好きなマグロの解体ショーを自宅で開催したい」と思い切って138万円の値札を付けた。
作品はカフェの壁などに展示しており、食事を楽しみながら鑑賞できる。ポーチや絵はがき、Tシャツなどアーティストのグッズも販売している。
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