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Tuesday, October 25, 2022

避難のウクライナ人アーティスト 「残したい風景を描く」|NHK 滋賀県のニュース - nhk.or.jp

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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから8か月が経ちました。
激しい戦闘が続く南東部ザポリージャから滋賀県に避難してきた23歳の女性アーティストは、日本で7枚の風景画を描き上げ「ずっと守りたい、そして残したい風景を描いた。ウクライナにふたたび平和が訪れてほしいという思いを込めた」と話しています。

絵を描いたのは、ウクライナ人アーティストのマリア・ルイーザ・フィラトヴァさん(23)です。
ルイーザさんは原子力発電所があり、激しい戦闘が続く南東部ザポリージャ出身で、首都キーウの美術学院を卒業し、絵画の個展を開くなど活動していました。
しかし、軍事侵攻でウクライナでの表現の機会が限られたことに加えて戦闘が激しくなったため、ことし8月、滋賀県に避難してきました。
長浜市在住のアーティスト、西村のんきさんが呼びかけた、共同生活をしながら作品を作る「アーティスト・イン・レジデンス」という取り組みに参加し、この2か月間で7枚の風景画を描きました。
ルイーザさんは「ずっと守りたい、そして残したいふるさとザポリージャの風景を2枚。また、ウクライナの風景と似ていると感じた滋賀の田園風景を5枚描いた。ウクライナにふたたび平和が訪れてほしいという思いを込めた」と話しています。
7枚の絵は、10月22日から11月6日まで近江八幡市にある織田信長ゆかりの寺院、「浄厳院」で展示されています。

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