日本を代表する野外音楽祭「フジロック・フェスティバル」が20日、新潟県湯沢町の苗場スキー場で始まった。昨年はコロナ禍で1997年のスタート以来、初めて全日程が中止となったため、2年ぶりの開催となる。22日まで。
例年1日あたり3万~4万人の入場者数だが、今年は半分以下に減らすという。会場では、距離をあけながら静かにステージを鑑賞する参加者の姿が見られた。新潟県の会社員男性(27)は、「3回目のフジロック。悩みもしたが、音楽が好きなので来ました。人が多くなったら、マスクの上にフェースシールドも着けようと思っている」と話した。
「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」(茨城県)など多くの大型音楽祭が中止になる中での開催。主催者側は、「地元・湯沢町の経済に貢献でき、開催について賛同を得ている」としている。感染防止対策として、飲酒や酒の持ち込みを禁止したほか、抗原検査キットを配布し、入場者に事前の検査を呼びかけてきた。また、飲食エリアを拡大するなどし、参加者が密集しないような工夫も凝らしている。
フジロックは大物海外アーティストの出演が特徴の一つだったが、今年は国内勢のみの出演となる。人気バンド「RADWIMPS」や「King Gnu」などが出演予定。
からの記事と詳細 ( フジロック2年ぶり開催、海外アーティストは出演せず - 読売新聞 )
https://ift.tt/37Vnlwl
No comments:
Post a Comment