Pages

Tuesday, February 13, 2024

BEGIN島袋優、初ソロアルバムに豪華アーティスト陣が参加 「音楽のビュッフェみたい」 - サンスポ

bintangsef.blogspot.com
初のソロアルバムを手にPRするBEGINのギタリスト、島袋優(撮影・澄田垂穂)

沖縄・石垣島出身のバンド、BEGINのギタリスト、島袋優(55)が初となるソロアルバム「55rpm」を21日にリリースするのを前に、このほど大阪市内で取材に応じ、多くの豪華アーティストが参加している新アルバムを「音楽のビュッフェみたい」とPRした。

「僕1人では絶対作れなかったし、本当にぜいたくなぐらいの豪華アーティストの愛あふれる力に支えられてできた。自分にとってはすごい宝物みたいなアルバムになりました」

きっかけは2021年のコロナ禍で、ORANGE RANGEのNAOTO(40)、HIROKI(40)との泡盛を飲みながら何気ない会話だったとか。「優さん、ソロアルバム作ればいいのに。面白いのできそう」と言われ、「オレンジレンジがプロデュースしてくれんだったらやるよ」。そんな軽いノリで決まったという。

参加したアーティストの多くは沖縄在住で、MONGOL800のキヨサク、スキマスイッチの大橋卓弥、クレイジーケンバンドの横山剣、Kiroroの玉城千春、かりゆし58の前川真悟、俳優の山田孝之ら、そうそうたる顔ぶれ。これまでBEGINの楽曲の作曲を手掛け、多くのアーティストにも楽曲を提供してきたが、「提供されるのは初めて。スーパーボーカリストが歌っているデモテープを聴いて、俺歌えるかなって。自分なりの表現はこうかなって、突き詰めていった感じ。いつもと逆の立場で面白かった」と振り返った。

「いろんな世界観があって、音楽ビュッフェみたい。中華もあれば、洋食もあったり、和食もあったりと。違うシェフがいっぱいいて、島袋勝っていう材料を、こう料理してくれたみたいなイメージはあります」

2月7日に先行配信された「タピオカとパンケーキ」は、NAOTOがプロデュース。HIROKIもボーカル、アルベルト城間(DIAMANTES)もコーラスなどで参加。「沖縄を車で走っていて、カフェの看板に『タピオカあります』って。今時タピオカでお客さん呼べるかなって。タピオカの気持ちになって歌を書いてみようって」。ブームが去ったタピオカ、パンケーキの視点に立った切ない楽曲。14日には「今日は明日のイエスタデイ」も先行配信。3月2日に沖縄で、9日にはソロライブも行う。

今回のCDジャケットも自身で手掛けた。学生時代は美大を目指し、10年ほど前に沖縄へ移住したことをきっかけに本格的にアート制作を開始。3月11日から7日間、東京・渋谷フクラスで個展も開催する。

アルバムのタイトル「55rpm」はレコードの回転数と55歳を掛けたもの。「55回転してやるぞって。速く回るほうが情報量が詰められている。やっぱり33より45回転の方が音がいいといわれるのはそこ。55年間、頑張って生きてきた知識とか経験とか、いろんなものが含まれて回転してるよっていう願いも込めてます」。人生100年時代。折り返しを過ぎた島袋のピッチはさらに加速している。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( BEGIN島袋優、初ソロアルバムに豪華アーティスト陣が参加 「音楽のビュッフェみたい」 - サンスポ )
https://ift.tt/YJFASck

No comments:

Post a Comment