※日経エンタテインメント！ 2023年7月号の記事を再構成
日経エンタテインメント！恒例の「タレントパワーランキング2023」。「音楽編」に続き、2022年から1年間でスコアを上げた「急上昇」アーティストのランキングを紹介する。トップ20に日韓のボーイズグループが大量ランクインする、時代を反映するランキングとなった。
タレントパワーランキング2023の「音楽」編の急上昇部門で1位となったのは、男女2人組のバンド、ヨルシカだった。ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』に、主題歌『アルジャーノン』だけではなく、これまで発表した楽曲が効果的に使われたことで一気にスコアを伸ばした。
急上昇2位は、9人組男性グループの超特急。22年はライブに加え、イベントにも積極的に参加、新メンバー4人が加入したことも功を奏した。
3位はSEKAI NO OWARI。22年にリリースした『Habit』のミュージックビデオで披露したダンスが大きな話題に。年末には、4年ぶりに『NHK紅白歌合戦』にも出場した。
また、6位にFANTASTICS、8位にTHE RAMPAGE、14位にGENERATIONSとEXILE TRIBEの若手グループが上位入り。いずれも、個々のメンバーがドラマや映画でも活躍しつつ、グループとしてもライブを行えるようになったことも影響していそうだ。
他にも、韓国出身のENHYPENとSEVENTEEN、「THE FIRST」出身のBE:FIRST、さらに「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」出身のINI、ジャニーズの7MEN侍など日韓のボーイズグループが大量にランクインしたことも今の勢いを感じさせる。
次ページではヨルシカとSEKAI NO OWARIの「パワースコアの推移」を見てみよう。
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