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Sunday, March 12, 2023

海外からの歌い手、ABEMA発ラッパー… 要注目アーティスト8組 - 日経クロストレンド

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※日経エンタテインメント! 2023年2月号の記事を再構成

2023年、飛躍が期待されるアーティストは誰か? 今年の「新主役」を探す特集の音楽編、パート1「ヤングスキニー、ぼっちぼろまる… 今年注目のアーティスト8組」に続くパート2では「歌い手」「ボカロ」「ラッパー」から注目の8人を紹介する。

 近年、歌い手やボカロPといったネット発のアーティストの躍進が続いている。今の若者たちにとっては、最初に出合う音楽のジャンルの1つにまで成長しているため、2023年もそこからのヒットが続きそうだ。

 22年に日本武道館公演を行い、勢いに乗るのが歌い手のめいちゃん。11年から「歌ってみた動画」を投稿し始め、17年にメジャーデビュー。22年5月リリースの『ラナ』は、アニメ『エスタブライフ グレイトエスケープ』の主題歌となりロングセラーに。「LINE MUSIC」の年間ランキングで10位に入った。

めいちゃん:天真爛漫なキャラクターと超実力派な歌唱力で人気を博している歌い手。17年3月に1stアルバム『めいちゃんの頭の中はだいたいこんな感じです』でメジャーデビュー。2011年にニコニコ動画に「歌ってみた動画」を初投稿。新曲『スクワッド!』は、23年1月放送開始のアニメ『HIGH CARD』のエンディング曲に抜てき

めいちゃん:天真爛漫なキャラクターと超実力派な歌唱力で人気を博している歌い手。17年3月に1stアルバム『めいちゃんの頭の中はだいたいこんな感じです』でメジャーデビュー。2011年にニコニコ動画に「歌ってみた動画」を初投稿。新曲『スクワッド!』は、23年1月放送開始のアニメ『HIGH CARD』のエンディング曲に抜てき

 歌い手文化は、今や海外にも伝播している。22年3月に日本でメジャーデビューしたのが、韓国出身の歌い手・ダズビー。11年からJ-POPの「歌ってみた動画」の投稿を始め、着実にファンを獲得。現在、YouTubeの登録者数は100万人を突破する。

 ボカロPと呼ばれる、ボーカロイドソフトを用いて楽曲を制作するクリエーターも、最近は自身が歌唱する曲を発表し、シンガーソングライターとしても活躍するケースが目立つ。

 20年に、Adoに『うっせぇわ』を提供し、一躍注目を集めたボカロPのsyudou(シュドウ)。彼は21年からシンガーソングライターとしての活動をスタート。話題のアニメ『チェンソーマン』では、第5話のエンディング曲として『インザバックルーム』を担当した。

 同じくアニメ『チェンソーマン』の第6話のエンディング曲に『大脳的なランデブー』が抜てきされたのが、Kanaria(カナリア)。20年から活動する人気ボカロPで、本作が初の本人歌唱曲となっている。

「ラップスタア誕生」発のラッパー

 若者にラップ人気が根付くなか、数々の新星ラッパーを生んでいる番組が、2017年にABEMAで始まった『ラップスタア誕生』だ。次世代のラッパーを発掘するオーディション番組で、現在「シーズン5」まで放送中。LINE MUSICのコンテンツプロデューサー・松村奈央氏も「23年1月からは新シーズンが始まるなど、若者の注目度の高いヒット番組になっている」と語る。

 過去最多となる応募者数2546人が集まった「シーズン5」で優勝したのが、千葉県を拠点に活動するeyden(エイデン)。22年には初となるEP『T.B.T.H』をリリースし、10月に開催された国内最大級のヒップホップフェスティバル「THE HOPE」にも出演した。

eyden:1998年生まれ、ユーモアにあふれたパンチラインなどで注目のラッパー。2022年1月に、『ラップスタア誕生』で披露した『PAPER SHIT』などを収録する1st EP『T.B.T.H』を発売。11月には、Gottz、DJ FRIP a.k.a. Beatlab、DJ HAZIMEとのコラボ曲『Made It』をリリースした。千葉県出身。千葉県袖ケ浦市に拠点を置くクルー「98jams」に所属する

eyden:1998年生まれ、ユーモアにあふれたパンチラインなどで注目のラッパー。2022年1月に、『ラップスタア誕生』で披露した『PAPER SHIT』などを収録する1st EP『T.B.T.H』を発売。11月には、Gottz、DJ FRIP a.k.a. Beatlab、DJ HAZIMEとのコラボ曲『Made It』をリリースした。千葉県出身。千葉県袖ケ浦市に拠点を置くクルー「98jams」に所属する

 「シーズン5」で準優勝したのがEASTA(イースター)。2MCユニット「SUMMER SNOWMAN」としても活動中で、ゲストアーティストと共に楽曲制作する様子を動画にしたYouTubeコンテンツ「サマスノ生活」も話題だ。

 フィメールラッパーとして、唯一「シーズン5」のファイナリストとなったのが、大阪府出身のCYBER RUI(サイバールイ)。先の「THE HOPE」など、数多くのライブやフェスに出演しており、ちゃんみなやAwichを筆頭に、盛り上がりを見せ始めている女性ラッパーシーン期待の新人だ。

 また、「シーズン1」のファイナリストの(トージ)も話題のラッパー。「SUMMER SONIC」を手掛けるクリエイティブマンが、22年8月に開催した、未来のクラシックとなるようなアーティストを世界から集めたフェス「TONAL TOKYO」に呼ばれるなど、幅広いシーンから注目を集める。

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