「Study:大阪関西国際芸術祭 2023」とは
2025年に世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭(仮)」の開催を目指し、「アートとヒト」「アートと社会」の関係性や、アートの可能性を検証し学ぶ(Studyする)ためのプレイベントです。
第2回となる今回は、関西に縁あるアーティストの展覧会をはじめ、国内外のギャラリーが出展し誰もが作品購入を楽しめるアートフェア、そしてアートの可能性を引き出すべくテーマ性を持ったカンファレンスの実施、さらにはレストランを会場に、期間限定で食とアートのコラボレーションを実現するアートダイニングなど、芸術祭会期の17日間、アートを『みる』『買う』『食す』『学ぶ』、多彩なプログラムを実施します。
- 「Study : 大阪関西国際芸術祭 2023」展覧会、アートダイニング参加アーティスト第二弾発表!
会場:グランフロント大阪 北館1階ナレッジプラザ
アーティスト:鬼頭 健吾
1977年愛知県生まれ。名古屋芸術大学絵画科洋画コース卒業。京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
2008-2009年に五島記念文化財団の助成を受けニューヨークに滞在。2010年文化庁新進芸術家海外研修員として 2年間ベルリンに滞在し、その後ドイツベルリンにて制作活動。2015年帰国後、群馬県高崎市在住。現在、京都芸術大学教授。
フラフープやシャンプーボトルなど、工業製品の現代的なカラフルさと、生命体や宇宙を感じさせるような広がりを融合させた作品で国内外から高い評価を受ける。
主な個展にハラミュージアムアーク「Maltiple StarI,II,III」展、グループ展には、森美術館「六本木クロッシング 2007:未来への脈動」展、国立新美術館「アーティストファイル」展、エルミタージュ美術館「Mono No Aware」展、高松市美術館「ギホウのヒミツ」展がある。2020年には京都市京セラ美術館にてリニューアルオープン後、初の展覧会として個展 「Full Lightness」、2021年、rin art associationにて「big rip」展が開催された。
会場:グランフロント大阪 うめきたSHIPホール
共同キュレーター:ヌケメ(丹原健翔との共同キュレーション)
1986年岡山県に生まれ、2008年に服飾の専門学校であるエスモード大阪校を卒業後、上京。ファッションや広告業と平行して、テクノロジーを活用した作品制作にも意欲的に取り組んでいる。2012年には文化庁メディア芸術祭にて審査委員会推薦作品に、2014年にはYouFab Global Creative Awards 2014ファイナリストに選ばれた。
会場:船場エクセルビル
アーティスト:前田 耕平
1991年和歌山生まれ。2017年京都市立芸術大学大学院 美術研究科絵画専攻構想設計修了。人や自然、物事との関係や距離に興味を向けて、自身の体験を手がかりに、映像やパフォーマンスなど様々なアプローチによる探求の旅を続けている。プロジェクトに南方熊楠の哲学思想を追った「まんだらぼ」や川の生態を観察する「高瀬川モニタリング部」などがある。近年の展覧会に「点る山,麓の座」国際芸術センター青森(青森,2022)個展、「紀南アートウィーク2021」南方熊楠顕彰館(和歌山,2021)、「群馬青年ビエンナーレ2021」群馬県立近代美術館(群馬,2021)などがある。
会場:THE BOLY OSAKA
アーティスト:石毛 健太
美術家、エキシビジョンメーカー、他副業多数。参加するプロジェクトにUrban Research Group、SCAN THE WORLD、インストールメンツがある。
主な個展に、『アイオーン』(秋田/BIYONG POINT/2020)、『ニューグラウンド』(東京/The5thFloor/2021)。主な参加展覧会に『生きられた庭』(京都/京都府立植物園/2019)、『水の波紋展2021』(東京/2021)、『ストレンジャーによろしく』(金沢/2021)、『WHITEHOTEL』(東京/WHITEHOUSE/2022)、『YAUTEN』(東京/2022)。
主なキュレーションに、『変容する周辺 近郊、団地』 URG(東京/2018)、『working/editing 制作と編集』(東京/アキバタマビ21/2020)、『2020 𝄆 Wardian case 𝄇』(東京/BLOCK HOUSE/2020)、『And yet we continue to breathe.』 (東京/ANBTokyo/2020)。
アーティスト:やんツー
1984年、神奈川県生まれ。美術家。セグウェイが作品鑑賞する空間や、機械学習システムを用いたドローイングマシンなど、今日的なテクノロジーが組み込まれた既製品、あるいは既存の情報システムに介入し、転用/誤用する形で組み合わせ、インスタレーションを構築する。先端テクノロジーが持ちうる公共性、政治性、又は人間との関係性を考察し、作品をもって批評する。菅野創との共同作品が文化庁メディア芸術祭アート部門にて第15回で新人賞(2012)、同じく第21回で優秀賞(2018)を受賞。近年の主な展覧会に、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館、東京、2022)「遠い誰か、ことのありか」(SCARTS、札幌、2021)、「DOMANI・明日展」(国立新美術館、東京、2018)、「Vanishing Mesh」(山口情報芸術センター[YCAM]、2017)、あいちトリエンナーレ2016(愛知県美術館)などがある。また、contact Gonzoとのパフォーマンス作品や、和田ながら演出による演劇作品「擬娩」での舞台美術など、異分野とのコラボレーションも多数。
会場:大阪府立中之島図書館
アーティスト:大澤 巴瑠
1997年 東京都生まれ
2020年 多摩美術大学美術学部油画科 卒業
2022年 京都芸術大学大学院芸術研究科美術工芸領域油画科 修了
アーティスト:きゃらあい
1996年大阪府生まれ
2018年京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)卒業
「ゆらぎの中にいる自覚」が制作の主なテーマ。SNSで多様な価値観に触れられる時代、様々なものを吸収して、何が正しいのか、自分の意見や属性すらも分からなくなる浮遊感が自身の中に根強くあり、作品制作はそれを受け止める器にもなる。幼い頃に親しんだ少女漫画のような大きな瞳や、ファンシー雑貨のような色彩など、独自のキャッチーさで鑑賞者を引き込み、描かれた人物と対話ができるような作品づくりを続けている。
アーティスト:仲 衿香
1994年 長野県小諸市生まれ
2019年 東京造形大学 卒業
2022年 個展「sleeping jiva」SH GALLERY
グループ展「アートへの視点と偶然性」MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY
グループ展「ブルーピリオド展~アートって才能か?~」壁画展「End of support」matter
グループ展「MEET YOUR ART FESTIVAL 2022 'New Soil'」MEETYOURART
グループ展「THE SIRIUS」oketacollection
受賞歴
2017年 ワンダーシード入選
2018年 CAF白石正美賞
2020年 Between the Arts 受賞
アーティスト:BYNAM
日本生まれの韓国人アーティスト。
多角形のモザイクのようなフィルターを使ったポートレイト作品を中心とした絵画を発表。 《近くよりも遠くからこそ知覚が可能な距離》をモチーフに対人距離と絵画距離をリンクさせる。 ポップアイコン、インフルエンサーからフォロワーまで、ありとあらゆる人物を並列に描く肖像画家である。
略歴
2022年 BYNAMに改名
2019〜2022年 COVID‑19 世界的大流行。拠点を日本に移す
2011〜2019年 中国(上海) 在住
主な展覧会
2022年 [二次元派展]代官山ヒルサイドフォーラム, N&A Art SITE(日本 / 東京)
アーティスト:松山 しげき
1998年よりイラストレーターとして広告やプロダクトのイラスト制作を手掛け、2011年以降はよりコンセプチュアルな作品制作を行う為にアーティストへ転身し、現在では国内外のギャラリーにてタブローやインスタレーション作品を中心に発表している。
個展「Portrait of Dazzle」銀座蔦屋書店 / 東京
グループ展「Post Imagine」Gallery ASTER / 金沢
個展「Portrait of Dazzle」GR gallery / ニューヨーク
二人展「Fifty Shades of Grey」Maison Ozmen / パリ
二人展「ubiquitous」roidworks gallery / 東京
個展「アイジェンは世界を二次元で見る」MA2 gallery / 東京
二人展「Duality」Urban Spree Galerie / ベルリン
個展「ドコモ x rooms / みる、みられる。」rooms40 / 東京
個展「Communication : Dazzle room」studio fujino / 神奈川
他
アーティスト:山口 真人
90年代東京の音楽・ファッション・デザインの影響を受けアーティストとして活動をする。「トランスリアリティ(現実の向こう側の現実)」をテーマに、SELFY(自撮り)をするクールキュートな女性を描き、現実とは何かを問い続けている。アパレルブランドReZARD、X-girlとのコラボレーションを行うなどボーダレスな活動をしている。主な個展に"SELFY:完整版"(Honkkong 2022)、"stay pixelated" x MAKERS SPACE(Tokyo 2022)、”SELFY"(Tokyo 2021)がある。
アーティスト:山口 歴
1984年生まれ。東京都渋谷区出身。2007年に渡米し、現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動している現代アーティスト。
絵画表現における基本的要素「筆致/ブラシストローク」の持つ可能性を追究した様々な作品群を展開。代表的作品群"OUT OF BOUNDS"では「固定概念・ルール・国境・境界線の越境、絵画の拡張」というコンセプトのもと、筆致範囲を制限してしまうキャンバスの使用を止め、筆致の形状自体をそのまま実体化する独自の手法によって、ダイナミックで立体的な作品を制作し続けている。
90年代から2000年代初頭の東京ストリートカルチャーの変遷を経験して育ち、渡米後は、ALIFE、BILLIONAIRE BOYS CLUB、FTC、NIKE等アメリカのストリートカルチャーを代表するブランドの他、ISSEI MIYAKE MEN、LEVI’S、OAKLEY、UNIQLOといった企業とのコラボレーションも行なっている。
リサーチプロジェクト
アーティスト:中野 信子
脳科学者/医学博士/認知科学者
東日本国際大学 教授/京都芸術大学 客員教授
1998年 東京大学工学部応用化学科卒業
2008年 東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了
2008年 フランス国立研究所にて博士研究員として勤務
2010年 帰国。研究・執筆を中心に活動
2013年 東日本国際大学客員教授、横浜市立大学客員准教授に就任
2015年 東日本国際大学教授に就任
2020年 京都芸術大学客員教授に就任
現在、脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行っている。
科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評がある。
アートダイニング
会場:花外楼 北浜本店(大阪市中央区北浜1丁目1-14)
アーティスト:大宮 エリー
1975年大阪生まれ、東京大学薬学部卒業。
作家業、舞台の作演出、ドラマ・映画監督、映像制作、ラジオのパーソナリティと様々なジャンルの活動を行う。2012年からは観客にイメージや言葉を伝え、来場者が参加して作品が完成するという体験型の展覧会を始める。「思いを伝えるということ展」(PARCO MUSEUMほか、2012–13年)、「生きているということ展」(PARCO MUSEUM、2013年)、「星空からのメッセージ展」(三菱地所アルティアムほか、2013–14年)と個展を開催し、大きな話題を呼ぶ。
絵画制作に関しては、2012年東京都国立博物館の法隆寺宝物館にてモンブラン国際文化賞受賞の福武總一郎氏へのお祝いとして、急遽ライブペインティングを依頼されたことから始まる。人生で初めて人前で描いた絵は「お祝いの調べ ”直島”」(現在、福武氏蔵)。そんな驚くべき制作のスタートにおいて、デビュー作品は大好評を得た。
2015年「emotional journey」(代官山ヒルサイドテラス、東京)、「painting dreams」(渋谷ヒカリエ 8/ CUBE、東京)、2016年には美術館での初の個展「シンシアリー・ユアーズー親愛なるあなたの 大宮エリーより」(十和田市現代美術館、青森)を開催し、同時に街の商店街にも作品を展開。十和田市の水力発電所の壁画も手がける。
2017年個展「This is forest speaking ~もしもしこちら森です」(金津創作の森、福井)。
2018年には「六甲ミーツ・アート芸術散歩2018」に参加し、「とある未亡人の館」を制作、展示。その作品は2019年代官山ヒルサイドテラス ヒルサイドフォーラムでの「Beautiful Days ~美しき日々」にて、新たに制作された大きなインスタレーション作品「ある日のピクニック」と共に発表された。
2019年2月には、美術出版社から絵と文章で構成された「虹のくじら」を出版、3月には海外のギャラリーでの初個展「A Wonderful Forest」(TICOLAT TAMURA、香港)を開催。制作活動の初期から大きな飛躍を遂げた。 また、この年は、奄美のこども図書館の壁画制作や、建築家の妹島和世氏による犬島の家プロジェクトでの壁画制作など、 パブリックアートも多く行う。
2022年にはロンドンにて「Lounging around」(ギャラリーブラキア)を開催。瀬戸内国際芸術祭にも出展作家として参加し、犬島に立体作品「フラワーフェアリーダンサーズ」「光と内省のフラワーベンチ」を発表。
会場:ルポンドシエル(大阪市中央区北浜3丁目5番29号 日本生命淀屋橋ビル B1 ルポンドシエル内ギャラリーTHE BRIDGE)
アーティスト:日比野 克彦
1958年岐阜県生まれ。
1982年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業
1984年東京藝術大学大学院修了
1982年日本グラフィック展大賞受賞
1986年シドニービエンナーレ参加
1995年ベネチアビエンナーレ日本館作家
1999年毎日デザイン賞受賞
2015年芸術選奨芸術振興部門文部科学大臣賞受賞
2003年〜「明後日新聞社文化事業部/明後日朝顔プロジェクト」
2010年〜「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト」
2014年より、人との差異を個性と捉えるアートの価値観を多様性社会実現の基盤とするアートプロジェクト「TURN」を監修
現在、東京藝術大学長、岐阜県美術館長、熊本市現代美術館長、日本サッカー協会社会貢献委員会委員長
会場:ボンカリテ(大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 南館 8F)
アーティスト:遠山 正道
株式会社スマイルズ代表取締役社長
株式会社 The Chain Museum代表取締役社長
1962年東京都生まれ。食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」を創業。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。最近では、小さくてユニークなミュージアム「The Chain Museum」、アーティストを支援できるプラットフォーム「Art Sticker」などを展開。さらに、サブスク型の幸せ拡充再分配コミュニティ『新種のimmigrations』を始動。
※やむを得ない事情により、参加アーティストが変更となる場合がございます。
- 公式サイトリニューアル!
https://www.osaka-kansai.art/
- 総合プロデューサー鈴木大輔 登壇シンポジウム
日時:2022年12月20日(火)18:30~20:00(受付は18:00~)
会場:a&w (アート&ワイン) (大阪市西区京町堀1-15-7 大阪坂倉ビル1F)
料金:4,000円(ドリンク2杯、軽食付き)
定員:先着40名(要事前予約、定員になり次第申込終了)
ゲスト:小川理子(パナソニック ホールディングス株式会社参与 関西渉外・万博推進担当(兼)テクニクスブランド事業担当)
司会:鈴木大輔
「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジで、大阪・関西万博が開催される2025年にソーシャルインパクトをテーマした世界最大規模の「大阪関西国際芸術祭」の開催と、「国際芸術都市大阪」の樹立を目指している(株)アートローグのCEO 鈴木大輔が、アートやクリエイティブのみならず様々なジャンルでご活躍の方々をゲストにお迎えします。ゲストの活動を通して、2025年の万博以降に目指したい社会や、アートの持つ可能性について思考を重ねます。
※こちらの連続トークプログラムは、大阪・関西万博テーマ、「People’s Living Lab(PLL、未来社会の実験場)」のコンセプトのもと、会期前から、多様な実践者や有識者が、それぞれの立場からテーマに関する取り組みを国内外へ発信し、万博を共に創り上げていく場として開催するオンライントークイベントEXPO PLL Talksの一プログラムであり、「Study:大阪関西国際芸術祭」の一環として開催しています。
- 報道関係者向けプレスツアー
詳細は12月中にご案内いたします。
- 「展覧会・アートフェア 2023 共通パス」発売中!
学生:2,000円(前売り:1,500円)※要学生証提示
小中学生以下、無料
販売窓口:チケットぴあ、e+(イープラス)、ローソンチケット
※前売りは2023年1月27日まで
※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
※一部、パスのみではご入場いただけない会場があります(別途料金必要)
【Study:大阪関西国際芸術祭に関するお問い合わせ】
Study:大阪関西国際芸術祭事務局(株式会社アートローグ )
TEL:06-6467-8656
E-mail: study@artlogue.org
https://www.osaka-kansai.art/
Twitter: @study_OKIAF
Instagram: @study_okiaf
からの記事と詳細 ( 「Study:大阪関西国際芸術祭 2023」 参加アーティスト第二弾発表!公式サイトリニューアルオープン! - PR TIMES )
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