夏の天降川、春の横川を描いた客室の壁=霧島市横川町中ノ
名前は「kitoのアトリエゲストハウス」。オーナーの白水梨恵さん(35)が「自然豊かな横川のアート拠点にしたい」とカフェが開業した昨年5月から1年かけて改装した。
壁に絵を描く権利を返礼にクラウドファンディングで資金を募集。地元画家のアドバイスの下、15人ほどが2室のうち1室の壁に横川の夏と春を描いた。
夏の壁は付近を流れる天降川の「川遊び」がテーマ。参加者が思い思いに描くうち、火を囲んで踊るウサギや砂金採りに励むタヌキなど、夜な夜なもののけたちが遊ぶ天降川になった。春の壁は桜や菜の花が咲き乱れる横川を優しい表情の竜が見下ろしている。宿泊者が落書きできる壁や、描いたはがきを飾るスペースもあり、白水さんは「制作中の作品に泊まる感覚」と説明する。
1日に予約受け付けを開始。部屋貸しで素泊まり1人3800円(金・土・祝前は4000円)、2人以上は1人3500円(同3800円)。2室で最大2組7人泊まれる。テレビを置かず、ラジオや本をゆっくり楽しめる。近所の温泉や居酒屋、街並みなど「横川を一緒に楽しんでくれる人に泊まってほしい」。
予約は横川kitoホームページか、電話=0995(73)3574(午前10時~午後7時)。毎週火曜定休だが連泊の場合は相談に応じる。
からの記事と詳細 ( 泊まったあなたがアーティストに…落書きOK、古民家カフェ2階に風変わりなゲストハウス誕生 霧島 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
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