東京・世田谷区の住宅で一家4人が殺害された事件からまもなく21年になります。
現場近くでは11日、警視庁の捜査員がチラシを配るなどしてあらためて情報の提供を呼びかけました。
2000年の大みそか、世田谷区上祖師谷の住宅で会社員の宮沢みきおさん(当時44)、妻の泰子さん(当時41)、長女のにいなちゃん(当時8)、長男の礼くん(当時6)の4人が殺害されているのが見つかりました。
警視庁には、これまでにおよそ1万3900件の情報が寄せられましたが、容疑者の特定には至らず、未解決のまままもなく21年を迎えます。
11日は、警視庁の捜査員およそ40人が現場近くの成城学園前駅など2つの駅に集まり、犯人の特徴などが書かれたチラシを配って情報の提供を呼びかけました。
また、駅前には犯人の服装などを再現したマネキンも展示されました。
現場に脱ぎ捨てられていた薄い灰色で袖が紫色のトレーナーは、販売数が全国で130着、都内では10着と限られていたということです。
チラシを受けとった30代の女性は「事件から21年もたつのだとあらためて思い出しました。ご遺族や地域のためにも早く解決してほしいです」と話していました。
成城警察署の早川直敬署長は「1つでも多くの情報が寄せられれば解決の糸口になる。今だから話せるということもあると思うので、ぜひ情報提供をお願いしたい」と話していました。
事件に関する情報は、成城警察署の捜査本部で受け付けています。
※電話番号は03−3482−3829です。
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