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Monday, December 6, 2021

第1回萬福寺アーティスト・イン・レジデンス企画展「彼方はいつもさまよっている」12月15日(水)より開催!:時事ドットコム - 時事通信

bintangsef.blogspot.com

[DART株式会社]

本アーティスト・イン・レジデンス企画展には、日中6名の次世代アーティスト・キュレーターが参加。企画展及びAIR運営のために1月末までクラウドファンドによりプロジェクト応援者を募ります。

⻩檗宗大本山萬福寺は、株式会社和合舎及びDART株式会社の企画協力の上、若手アーティストが歴史的建造物である境内に滞在し創作するための支援活動である「萬福寺アーティスト・イン・レジデンスプログラム (AIR)」を2021年6月より実施しています。この度、萬福寺AIRの創作発表として、企画展「彼方はいつもさまよっている」を2021年12月15日(火)から12月28日(火)まで開催します。
また、本AIR企画運営のためのクラウドファンティング・プロジェクトを「MotionGallery」にて12月9日(水)からスター トし1月31日(月)まで応援者を募ります。

日中6名の次世代アーティスト・キュレーターが見つめる「彼方はいつもさまよっている」

萬福寺の広大な境内を表現の場とした企画展「彼方はいつもさまよっている」では、4名の若手作家が萬福寺の空間から得た インスピレーションを基に作品を発表いたします。 6月から本レジデンス第1期滞在アーティストとして香福廊(こうふくろう)で制作を続けている幸山ひかり ・監物紗羅、1 1月より本レジデンスに参加した中国出身の現代美術家 舒達 に加え、注目の若手アーティスト REMAら4名のアー ティストと共同キュレーター李静文・侯米蘭のグローバルチームにより、中国にゆかりのある萬福寺に展示・ワークショ ップを行います。4名のアーティストと共同キュレーター李静文・侯米蘭のグローバルチームにより、中国にゆかりのある萬福寺に展示・ワークショップを行います。

本企画展は、哲学・宗教・芸術の根源的テーマである「自己を究明すること」がコンセプトとなります。人間として生まれてきた自身はいったいどう生きるのか、この問が我々を未知の遠く彼方への不安に誘います。
萬福寺の歴史に深く根ざしている、禅の哲学は、鈴木大拙や久松真一らによって、日本の禅から世界のZENへ広がり、ZENと現代アートの接点では1960年代のアメリカの前衛芸術団「フルクサス」の活動としてジョン・ケージやオノ・ヨーコ、ナム・ジュン・パイク(白南準)らによって、音楽やテクノロジーと結びつき、現在の文化芸術シーンに影響を与え続けています。
今回出展されるアーティス トたちは、各ジャンルのアート領域の中に表現メソッドを探り、「自己を究明すること」へのアプローチを試します。

幸山ひかりは、実際に存在する植物を科学的に捉えながらも想像から浮かぶイメージを重ね、古和紙と朱線画で作られたインスタレーシ ョンを通して、生の循環を表現します。
監物紗羅は、単色の日本画技法を磨きながら、平面的な表現から飛び出し、展示空間との関係性も作り上げています。今回は鑑賞者の方への参加を呼びかけ、固定形態がない参加型アート作品を発表し 、鑑賞者とのワークショップも開催します。
舒達は、禅や仏教の「無常」の思想を創作の軸とし、セラミックからデジタル映像作品まで 、多様な素材と表現手法を模索してきました。萬福寺にある仏像や魚梆(ぎょほう)などをモチーフとした新作は、鑑賞者に超自然なるもへの哲学を問いかけています。
REMAは、葉にドローイングを刻印し、色を反転させて写真というメディアの新しい表現を試み、枯山水の彫刻で構成する大規模なインスタレーションを庭園内に出現させます。
作品はイメージです。実際の展示物とは異なります。

この4名の若手作家の作品と、歴史的建造物である明朝様式の禅寺の景観から生みだされる関与性は鑑賞者に自身への問いを投げかけてきます。コロナ禍の中で、あらゆる方面に生活が閉ざされた今こそ、彼らは制作を通して、創造的な態度で自身の存在を 洞察し、人々に自省する窓口を開いてきます。日本美術の源流である仏教美術・禅的な哲学とともに、デジタルアート、写真、インスタレーション、日本画、工芸的表現など、多様なメディアのアート作品を鏡として、観客が自身と対話し、 心の奥底に潜んでいる「無意識」を意識することの可能性を提示したいと考えます。

本展は、DARTによって3D・VR空間上にアーカイブされ、展覧会期終了後も、多くの人々が国内外からバーチャルに 訪れて鑑賞・作品購入ができるプラットフォームとしてオンラインで楽しむことができます。

4名の若手が集合!作家プロフィール

ゲストアーティスト REMA
1996年愛知県生まれ。初期は自身の化粧など外面的特徴からセルフポートレートを使用した作品群を制作。近年は、そ れまで扱われていたセルフポートレートは女性性と影ーーそしてそれらは予感と夢想が原動力となってーー抽象化され線 と焼き付けるという行為によって表現されるようになる。様々なマテリアルへと施されてゆくイメージは、まるで元から そこにあった印のように現れ、見る者を原始と郷愁のエリアへと誘う。 2021.02-KUA Annual 2021「irregular reports いびつな報告群と希望の兆し」(東京都美術館)、 2021.03-「ARTISTSʼ FAIR KYOTO」(京都新聞社印刷工場跡地) など

第⼆期レジデンスアーティスト 舒達 SHUDA
1995年中国出身。2021年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。「無常」という仏教思想をベー スとし、減滅の過程を具象化し、作品はいつか消えゆくことを前提として制作している。複数の媒体を通して永遠と変化 の関係性を可視化し、変容の過程に付随して現れる時間の形を探究している。セラミックとインスタレーションを中心に 、映像、ドローイング、彫刻など多岐にわたるアプローチの制作を行う。主に日本、中国で作品を発表している。 2020年「荒誕人」(Beyondgally /東莞市)、2020年「磁の辺界 72ji ⻘年実験場」(⻯泉⻘磁展覧展示センター)、20 21年「MultiplayerーiART⻘年芸術家企画展」(重慶原・美術館)など

第一期レジデンスアーティスト 幸山ひかり
京都生まれ。2018年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了する。2021年より卒業大学日本画専攻⾮常勤講師を勤める 。「写生」という概念を絵画制作の上でとても大切にしている。 花が咲いてから枯れるまでの現物写生を重ねた後、実在しない花の姿を紙に咲かせるように描く。例えるなら神仏に手を 合わせるとき、頭の中にぼうっと浮かぶイメージの輪郭だけを追いかけ描いているような作業である。私は現実とイメー ジの世界を、彼岸と此岸に準え、絵画そして展示の構成によって表現している。 2020 KYOTO STEAM京都市立芸術大学よりチームとして参加(~2022)|はるひ絵画トリエンナーレ・アーティストシリ ーズVol93幸山ひかり展 (清須市はるひ美術館)など

第一期レジデンスアーティスト 監物紗羅
大阪市生まれ。2018年京都市立芸術大学修⼠課程絵画専攻日本画を修了する。卒業後は日本画の技法を使いながら、既 存の日本画には囚われない表現を探して作品を制作。同時に気配や音等、視覚から得られる情報以外のものを表現する方 法として、原⾊、単⾊にこだわり制作を続けている。第27回臥⿓桜日本画大賞展(高山市民文化会館)大賞、日本画新 展2020 (美術館「えき」KYOTO)大賞受賞。

●共同キュレーター
キュレーター
李静文(リセイブン)
2019年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。2021年同大学院修⼠課程修了。現在東京藝術大学国際芸術創造研究科博⼠課程在学中。作家として制作 活動を行いながら、メディアにおける美術関与について研究している。過去都立武蔵国分寺公園での野外彫刻展や個展を催し、インドゴアと中国四川 でのAIR経験がある。作家の視点からキュレーションを行う。

侯米蘭(コウベイラン)
四川省生まれ。中国の江南大学デジタルメディアアート学科卒業。2019年から武蔵野美術大学芸術文化学科で、⾮都市型アートプロジェクトの研究を 行い、2021年に修⼠課程を修了。現在ギャラリーで勤務しながら、同世代作家にめぐる美術評論、キュレーターの活動も行なっている。

プロデユーサー / ディレクター:墨屋宏明

横浜トリエンナーレ2001・2005にボランティアとして参加、アートが生まれる場づくりに興味を持ち、2005年横浜旧財務局ビル”ZAIM”を拠点とするハッチアートを主宰し国内外の若手アーティストらの展覧会を企画・プロデユース。鎌倉のNPOルートカルチャー理事。前アートフェア東京 マーケティング&コミュニケーションズ 統括ディレクター。2021年DART 代表取締役CEO、デジタルと現実の場を繋げアートの価値を創出「アートと共に生きる」社会を目指している。

禅寺の会場を生かした、参加型プログラムを用意しています!

<開催概要>
開催期間 :12月15日(水)~12月28日(⽕)
展示作家 :監物 紗羅・幸山 ひかり・REMA・舒達
会場 :⻩檗宗大本山萬福寺
住所 :京都府宇治市五ケ庄三番割34
アクセス: JR奈良線「⻩檗駅」より徒歩約5分・京阪宇治線「⻩檗駅」より徒歩約5分
開館時間 :10:00~17:00(受け付け16:30まで)
拝観料 :大人500円
展覧会HP: https://artmanpukuji.wixsite.com/home
香福廊サイト:https://kofukuro.studio.site/

<イベント情報>
■ワークショップ

作家の監物紗羅の作品のモチーフでもある「ヤモリ作り」のワークショップを開催予定です。
2021年12月19日(日)、26日(日)13:00~、15:00~
予約はこちらより:https://select-type.com/rsv/?id=fInTJt1n_jQ&c_id=203539

■ZEN体験・坐禅

禅寺大本山である萬福寺での約1時間の坐禅体験が可能です。
今も毎年多くの企業の社員向け研修や、学生など多くの方が禅修行体験をされています。
2021年12月18日(土)、25日(土)11:00~、13:00~
※遂行人数 各4名~20名
予約はこちらより:https://select-type.com/rsv/?id=fInTJt1n_jQ&c_id=203653

■アーティスト×僧侶対談LIVE:
対談・トークショーを予定しています。
2021年12月18日(土)15:00~16:30
zoomにて配信いたしますのでサイトより、リンクを確認ください。

■プレス説明会:
2021年12月18日(土)14:00~(約40分)
その後15:00~のアーティストのトークショーにご参加いただくことも可能です。
プレス関係者様は、参加希望の方は事前にメールもしくはサイトより事前にエントリーをお願いします。
https://artmanpukuji.wixsite.com/home

メールアドレスに以下要件をご記入の上メール送付お願いします。
会社名/役職/お名前/電話番号/メールアドレス/ご紹介者
Mail:art.manpukuji@gmail.com

クラウドファンドによりプロジェクト支援者を募集

本AIR企画展と連動し、クラウドファンディングプラットフォームのMotionGalleryにて12月9日より、AIR企画展とAIR運営のための支援プロジェクトを開始します。プロジェクト募集は、2022年1月31日まで実施し、目標金額は 90万円。集まった資金は、展覧会運営資金として使用させていただきます。 展覧会の鑑賞料は通常の拝観料のみとし、参拝客や地域の人々に広く鑑賞の機会を提供しますが、クラウドファウンドの坐禅体験やワークショップ・作品購入などの様々なリターンを通じてプロジェクト支援を募っています。

▼クラウドファウンディングページ※12/9より公開予定
https://motion-gallery.net/projects/art-manpukuji
作家や芸術に触れる機会、作家と皆様の出会いの場として、一緒に仲間として展覧会を支え、作り上げていただけると幸いです。作家や芸術に触れる機会、作家と皆様の出会いの場として展覧会にお越しください。

展示空間を3D/VR空間に記録

香福廊3Dイメージ
本展は、DARTによって3D・VR空間上にアーカイブされ、展覧会期終了後も、多くの人々が国内外からバーチャルに 訪れて鑑賞・作品購入ができるプラットフォームとしてオンラインでお楽しみいただけます。
▶3Dギャラリー https://gallery.d-art.life/

運営
萬福寺展覧会事務局
協力
宗教法人黄檗宗大本山萬福寺
https://www.obakusan.or.jp/
(所在:京都府宇治市五ケ庄三番割34、黄檗宗宗務総長:荒木 將旭)
株式会社和合舎
臨済宗⻩檗宗連合各派合議所が運営する臨⻩互助会の事務局
https://wagousya.co.jp/
(所在:京都府宇治市宇治宇文字11-11、代表取締役:宮崎 強)
主催
DART株式会社 https://www.d-art.life/
(所在:東京都中央区日本橋堀留町1-3-11、代表取締役CEO:墨屋宏明)

企業プレスリリース詳細へ (2021/12/07-10:47)

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