仙台医療圏４病院の再編方針に関し、仙台市にある２病院の地元住民らから移転反対を求める動きが相次ぐ状況に対し、村井嘉浩知事は２９日の定例記者会見で「まだ具体的に何も決まっていない」と述べた。説明不足という指摘には「県は２病院の患者のデータや情報がなく、説明のしようがない」と訴えた。
県が仙台市外への移転を想定する仙台赤十字病院（仙台市太白区）、東北労災病院（青葉区）については「それぞれの病院が判断すること」と県が関与しにくい事情を説明。「３病院の連携・統合構想の段階から、つまびらかに話している。全然説明していないという指摘は不本意」として、迅速な発表を含め、できる限り努力していると主張した。
村井知事は「今後も病院経営が成り立つよう患者を切り捨てず、どうケアしていくか考えながら協議する」と強調。「県は仙台医療圏の病院の適正配置を考える必要性もある」と理解を求めた。
関連リンク
関連タグ
からの記事と詳細 ( 「患者のデータや情報がない」 宮城知事、説明不足の指摘に反論 - 河北新報オンライン )
https://ift.tt/3FPJdbk
No comments:
Post a Comment