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Sunday, June 7, 2020

世界の危機、市民発の一次情報で学ぶ 語学の新たな意義 - 朝日新聞デジタル

 新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちのくらしや社会を大きく変えました。直面する不安に、どう向き合い、乗り越えていけばいいのか。各界で活躍する人たちに尋ねました。

人気韓国語教員・稲川右樹さん(41)

帝塚山学院大准教授。ソウルで日本語教育に長年、携わり、「日本一楽しい韓国語学習50のコツ」などの著書多数。

 緊急事態宣言は解除されましたが、大学ではインターネットのテレビ会議システムを使った遠隔授業が続いています。学生とは説明会で一度会っただけで、あとはパソコン越しの会話。ただ、遅刻や欠席はなくなり、集中力が上がり、質問が増えました。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いても、大学教育ではオンラインが不可欠になるかもしれせん。

 当面、海外旅行がままならない中、外国語を学ぶモチベーションは下がらざるを得ません。ただ、コロナ社会は言葉を学ぶ意義を変えたと思っています。

 韓国ではPCR検査の「ドライブスルー方式」を世界で初めて導入し、検査の大量実施と隔離の徹底で感染を抑え込みました。ですが、その後、ナイトクラブでの集団感染といった「第2波」の懸念が日本に先んじて展開しました。日本では最初は対岸の火事のように緩やかに対応しながら外出自粛を呼びかけざるを得なくなり、宣言を解除した今、第2波への警戒を強めています。韓国で起きたことが時間差で日本で起きました。韓国語がわかる私は、ライブ配信される韓国の中央防疫対策本部の会見を毎日確認し、市民らがSNSで発信する「一次情報」を見て、日本で起きることを想像し、自分の行動を考える参考にしました。

 メディアを通じて韓国の様子を…

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