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Friday, May 1, 2020

有料ライブ配信が拓く未来 アーティストを支援したいファンのニーズに合致(オリコン) - Yahoo!ニュース

 新型コロナウイルス感染拡大の影響と政府の要請もあり、2月下旬あたりから多くのイベントが開催中止・延期の自粛措置を取り始めた。そういった中、アーティストが動画配信プラットフォームを通じて“無観客ライブ”を生配信する試みも続々と始まった。しかし生配信における課金システムが整備されていなかったことから、その多くが無料配信にとどまっており、収益も"投げ銭"に頼るものがほとんどだった。

【写真】プロジェクトに参加したバンド SCOOBIE DO

 「STAY HOME」が推奨される状況下では、ライブ配信は家で楽しめるエンターテインメントとして最良の手段の1つだと言える。しかし、そこに収益が発生しなければアーティスト活動はもとより、ライブエンターテインメント業界全体が疲弊してしまう。3月頭に行った「オリコン・モニターリサーチ」の調査結果(『自粛で見えてきたエンタメファンのニーズ』参照)でも、「主催者やアーティストの収入につながる形で支援したい」という声が多く見られた。

 そこで今回は、この事態を受けて「チケット制による有料ライブ配信サービス」の提供をスタートしたデジタルプラットフォーム事業者と、いち早く活用したアーティストの2事例をレポートする。

■電子チケットにライブ配信のオプションを付けた「ZAIKO」

 多言語対応の電子チケット販売プラットフォーム「ZAIKO」は、電子チケットにライブ配信のオプションが付けられるサービスを3月6日より提供している。チケット料金はもちろん、アーカイブ期間やコメントの有無、投げ銭システムなどは主催者が自由に設定できる。配信はYouTube、Vimeoを通じて行われ、今後はそのほかの動画配信サービスとの連携も検討中だ。

 ZAIKOでは通常のチケットに「初期費用・ランニングコスト不要」を謳ってチケットの発券・管理サービスを行っており、有料ライブ配信のオプションについては初期費用のみで、ランニングコストは不要とした。ただし始まったばかりのサービスのため、「今後はサービス内容の拡充に伴うオプション料金の設定の可能性も考えられますが、現時点では未定」(ZAIKO株式会社・大野晃裕氏)だという。

 そのため現時点では、主催者側の費用負担は従来通り、チケットの売上枚数に応じた手数料となっており、主催者の希望があれば、ライブ終了後もアーカイブ映像を有料(チケット制)で配信するサービスも提供される。そのほか“投げ銭”機能も付帯されており、ライブの前(チケット販売時)、中(ライブ開催中)、後(終了後やアーカイブ視聴時)に“投げ銭”することも可能だ。

「ライブの<前>は応援の意味合いが大きいでしょう。<中>はライブの感動した瞬間、<後>はライブの余韻と、同じ_”投げ銭"でも感動の種類によって投げられるタイミングは違ってくると思います。主催者やアーティスト側には、『いつ、どんなタイミングで』投げ銭されたかといったデータもお渡しできますので、オーディエンスの行動分析や心理の分析、ライブの構成などの参考としてもご活用いただければと考えています」(大野氏)

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May 01, 2020 at 08:00AM
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