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Sunday, April 19, 2020

コロナ情報スマホ世代の若者どう収集 「緊急事態宣言知ったのは数日後」の学生も【ゆるパブ】 | 社会 | ゆるパブ | 福井新聞ONLINE - 福井新聞

コロナ情報スマホ世代の若者どう収集【ゆるパブ】

コロナ情報スマホ世代の若者どう収集【ゆるパブ】

 どうも初めまして、東京でプログラマーをしているゆるパブメンバーの前田です。コロナウイルスの影響で、テレワークに移行し、ひきこもって仕事をする毎日。東京都からの自粛要請もあり、お出かけすることもかないません。しかし、こんな情勢でも街に出ていく人はちらほらいるようで。また、そんな中には自粛要請を知らなかったなんて若者も。

 というわけで今回は、若者は一体どこから情報を仕入れているのか、若者に情報を届けるためにはどうするのがいいかを、実際の若者にオンラインインタビューして考えていこうと思います。インタビューの相手になって頂いたのは、福井県在住の社会人女性Aさん(23歳)と東京都在住の学生Bさん(21歳)の2人です。


【どこからコロナ情報を仕入れている】
前田:Aさんは、どのようなどころから情報を入手していますか?

A:どんな情報を得たいかで、情報源はなんとなくですけど、使い分けてますね。使い分けとしては、日本全体の情報を知りたい時にはテレビ、福井県内の情報ならネット検索、自分の身近な人の情報ならSNSの投稿やメッセージのやり取り、という感じです。

前田:ネット検索では、どんなキーワードで検索していますか?

A:ネット検索をする時には、「福井 コロナ」で検索しています。検索結果の中で、福井新聞がYoutubeで配信しているコロナ関連の記者会見の動画とかをよく見ています。そこから今日何人感染者が出たかなどを把握してます。

前田:結構ちゃんとしてますね。ということは、外出自粛が出たことを知ったのもかなり早そうですね。

A:そうですね。出た当日には、ニュースを見て知っていました。

前田:Bさんはどんな情報源を使っていますか?

B:今は、一旦就職活動を諦めているので、自分から積極的に情報をとりにいってません…。なので、家族が見ているニュースやSNSなどを流し見したり、バイト先や家族との話の中で情報を入手するくらいですね。あとは、友達とLINEをしている時に、トークに流れてくるニュースを読むくらいです。目に入ったものが情報源って感じでしょうか。なので、外出自粛を知ったのも、出てから数日後のバイト先でした。

前田:トークに流れてくるニュースは、LINEニュースの公式アカウントが配信しているものですか?

B:そうです。配信されると、トークの一覧画面でも、2行くらいに凝縮したものが読めるので、そこで感染者数とかを把握しています。トーク画面だと、コロナ関連以外にも、ゴシップや気象情報などもあるので、これを読むだけでも十分かなと思っています。

前田:確かに、最低限度の情報を知るためにはそれくらいで十分かもしれませんね。ちなみに、2人は1日あたりどのくらいの時間、コロナウイルスの情報にふれていますか?

A:朝と夜のご飯の時間に基本、ニュースを流していて、それが1時間ずつくらいあります。あと、自分で調べる時間が30分程あるので、合計して2時間半くらいですかね。

B:リビングで家族が見ているニュースを流し見したり、LINEニュースを見るくらいなので、20-30分といったところですかね。自分から検索などに割いている時間もありませんし。

前田:なるほど、自分から意識して情報を取りにいっているかどうかで差が出ますね。


【どんな情報なら入手しやすい】

前田:2人ともいくつかの情報源を使用されていますが、どんな情報なら入手しやすいと感じますか?

A:まず、長文で書かれているものは読む気が失せますね。テレビでも、同じようなニュースをすごく長い時間かけて放送しているので、見る気がなくなってしまいます。逆に、まとまってるものだと、読んでもいいかなと思います。5秒くらいで状況が、簡単にまとまっているといいなあと思います。

B:私もまとまっている情報がいいです。5秒くらいで状況分かるのは、すごくいいと思います。目に入ったものが情報源な感じなので。

前田:なるほど。短くまとまっているかは、重要なポイントになりそうですね。

【これから情報を届ける手段を考える】

 これから若者に情報を届けるためには、「まとまっている」が一つキーワードになりそうです。ネットメディアの発展によって、以前よりも手に入れられる情報は各段に増えている。何が必要な情報なのかを取捨選択するだけでも、かなりの手間だ。長い文章や映像だとその手間を嫌って、そもそも見てもらえないということになる。よって、初めからある程度厳選した情報を届ける必要があるだろう。

 もう一つ、「目に見える」ということが大事なキーワードになりそうだ。スマホやパソコンを使っていると、自分の意識していない所にニュースが表示されている。そのよい例が、インタビューでも出てきたLINEニュースだ。友人とメッセージをやりとりしている間に、ふとニュースが目につく。これなら、普段から意識的に情報を入手しようとしていない若者にも届けることができるだろう。(このコラムは4月中旬に書かれたものです)

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【ゆるパブコラム】福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。ゆるパブメンバーを中心に執筆中。

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