今回の個展に向けたステートメントで彼は、瞑想や音楽などによって促される“動かずに旅をする”方法論について言及しつつ、「自分がどこから来たのか」、そして「どこへ行くべきかを理解すること」が、「成熟に必要なプロセス」であると記している。フライボーイはまさにこの精神的冒険を象徴する存在であると言えるだろう。
「“エンパワメント”をコンセプトに据えた映画製作会社Angry Heroを5年ほど前に設立しました。今はまだ多くを語れないのですが、実はフライボーイの実写版映画を準備中なんです」と語るブラントリー。挑戦を続ける彼のさらなる活躍が楽しみでならない。
1. 成長の過程において、ご自身のアイデンティティにも重なると感じて、憧れていたヒーローは誰ですか?
アフロ・アメリカンの人権と地位向上のために闘った社会運動家たちが私のヒーローでした。フレッド・ハンプトン(写真/編注:1960~70年代に活動した政治組織ブラック・パンサー党で指導的役割を担っていたが、警察に急襲され21歳の若さで命を落としている)や、マルコムX、そしてストークリー・カーマイケルも、その名を挙げないわけにはいきません。
2. ミュータント・タートルズやバットマン、ミッキーマウスなど、さまざまなヒーローやキャラクターを独自に解釈し、作品に取り入れて制作されていますが、強い影響を受けた日本のアニメや漫画のキャラクターは?
からの記事と詳細 ( アーティスト、ヘブル・ブラントリーが創作を通じて発するメッセージ【FAB FIVE】 - VOGUE JAPAN )
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