坂本龍一さんの遺志を継いだアーティストら、22日に外苑再開発計画への抗議活動「続けます。繋げます」：東京新聞 ... - 東京新聞

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外苑再開発の反対運動の告知＝「D2021」のツイッターから

　亡くなった音楽家坂本龍一さんの遺志を継いだアーティストらが22日午後4〜8時、東京・明治神宮外苑にある聖徳記念絵画館前の西側通路で、再開発に反対するデモを行う。坂本さんが生前に共同主宰を務め、社会問題を考える団体「D2021」がツイッターで公表した。（森本智之）

　公表文では「坂本さんの死をもって集まることに、抵抗がないといえば嘘（うそ）になります。でも何もしないで終わることを彼が望まないことも知っています。天国から『何かしないの？』と急（せ）かされている気もします。社会に対する憂いと愛を持って、彼の姿勢と意志に連なるように、神宮外苑の伐採が予定される樹々（きぎ）の前に集まりましょう。続けます。繋（つな）げます」と参加を呼びかけている。

　関係者によると、参加はミュージシャンの後藤正文、篠田ミル、大井一彌、寺尾紗穂、ユザーン、ジャーナリストの金平茂紀の各氏ら。作家のいとうせいこう氏はメッセージを寄せる。

　坂本さんは生前、小池百合子東京都知事らに手紙を送り、再開発の見直しを訴えていた。本紙の取材には闘病のため反対運動に参加するだけの体力が残っていないと告白しながら、「後悔しないように」と最後まで発言を続けた。

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