オープニングで司会の大泉洋から「まずはSixTONES、よろしく~!」と呼び込まれると、メンバー6人が登場した。ジェシーが「ウィー・アー・SixTONES! レッツ・エンジョイ!」とカメラに向かって笑顔でアピール。出演アーティストたちが集合したステージの中央で、昨年11月リリースの「Good Luck!」を披露した。

3年連続3回目の出場で、初めてのトップバッター。紅白のテーマ「LOVE&PEACE~みんなでシェア!~」にちなんで、ジェシーは「皆さん、笑顔をシェアしましょう! シェアとシェアで、“シェアわせ~!”」と両手を合わせた。ラストは6人がステージ中央でポーズを決め、豪華出場アーティストたちをバックに笑顔。華々しい開幕を彩った。歌唱後、ジェシーは「最高です!」と話した。

20年1月にSnow Manと同時デビュー。デビュー曲「Imitation Rain」はYOSHIKIが作詞・作曲を手掛けた。ジェシー、京本大我ら高い歌唱力をはじめ、アーティスト性の高いパフォーマンスで独特の世界観を築き、ジャニーズのアイドルグループの中でも異彩を放っている。

ジャニーズ事務所副社長だった滝沢秀明氏(40)からも「アーティストとして実力もあるし、まだまだ伸びしろのあるグループ」と評価されていた。21年から放送されたNHK連続テレビ小説に松村北斗が出演、ジェシーや京本もドラマ単独主演を経験するなど、近年はソロ仕事も順調だ。

紅白の大舞台で大役を任され、ライブステージもトークも安定感を増してきた。大きな自信とともに1年を締めくくり、2023年はさらなる飛躍の時を迎えそうだ。【横山慧】

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