関西ゆかりの若手アーティストに活躍の場を提供し、関西のアートシーンを盛り上げようという展覧会が大阪市の大阪中之島美術館で開かれています。
この展覧会は、関西ゆかりの若手アーティストを発掘し、作品を見てもらう場を提供しようというもので大阪中之島美術館と関西・大阪２１世紀協会が主催しています。
今年度は３人の個展が予定されていて、現在は第一弾として、大阪出身の写真家、赤鹿麻耶さんの作品展が開催されています。
作品のうち、「花に触れないでください」というタイトルの写真は、かすみ草と共に女性の首が透明なフィルムに包まれている様子を写したものです。
赤鹿さんが香港の生花店を訪れたときの経験が着想のきっかけで、「花って生きてるのかなあ死んでるのかなあと思って」という手書きのメモが添えられています。
大下裕司学芸員は「大阪は若手アーティストの活躍する場が限られていましたが、ここでいろいろな新しい表現を発表してくれると思います。いまの大阪、これからの大阪を見てもらう場所にしたいです」と話していました。
展覧会は入場は無料で、２階の多目的スペースで来月１１日まで開かれています。
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