2022年7月29日~31日に、新潟県苗場スキー場で行われる日本最大規模の野外音楽フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL '22」。新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年は中止、2021年は「コロナ禍で開催する特別なフジロック」と銘打ち国内アーティストのみで敢行。そして今年は、2019年以来3年ぶりに海外アーティストを招くなど、感染防止対策を講じた上で限りなく例年に近いかたちでの開催となる。
開幕を間近に控えた7月12日、今夏のフジロックの“歩き方”をガイドするJ-WAVE『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)の特別番組『J-WAVE SONAR MUSIC ~ FUJI ROCK FESTIVAL '22 PREVIEW SPECIAL ~ supported by iichiko』が放送された。この記事では、番組の中で語られたフジロックを知り尽くした“フジロックマスター”がこっそりおすすめする会場内のエリア及び穴場スポット、出演者たちが注目するイチ押しの参加アーティストなどについて紹介する。
“フジロックマスター”推す、贅沢なひと時を過ごせる穴場
フジロックのことを知りたければ、フジロックに通い詰めている人に聞くのが早い。その意味で、ビデオグラファー・藤井大輔氏ほどの適任者はいないだろう。藤井氏は、2015年から同イベントにおけるアフタームービーの制作を担当。また、1997年の記念すべき第一回目から24年間ほぼ毎年通い続ける生粋のフジロッカーで、同イベントの生き字引的存在でもある。もう一つピックアップしたイチ押しの場所が、最大収容人数4万人を誇るメイン・ステージ「GREEN STAGE」の後方にある斜面。その斜面に腰かければ、のんびりと景色を眺めながらライブを鑑賞することができ、贅沢なひと時を過ごせると、藤井氏は提案する。
今回フィーチャーしたスポットは2つだけだが、フジロックの会場はとにかく広く、エリアも多岐に渡る。藤井氏は「目的を持たずにブラブラと歩き回るだけでも、新たな発見があったりして面白いのではないでしょうか」とも説いていた。
独特な音楽性…注目アーティストは?
またフジロックの見どころといえば、何と言っても、豪華な出演ラインアップだ。今年もVAMPIRE WEEKEND、YOASOBI、JACK WHITE、Original Love、東京スカパラダイスオーケストラなど、国内外から総勢162組の人気アーティストが苗場に集結する。多彩な顔ぶれの中で、藤井氏が特に注目するアーティストとして取り上げたのは、ロンドンの7人組ロックバンド「Black Country, New Road」だった。聞き手を務めるナビゲーターのあっこゴリラも「いいですよね。私も見たい」と共感し、「音楽性がかなり独特で、色んなものがすごい配合でミックスされていて面白い。ライブで曲が化けそうな感じもする」と期待を寄せた。
Black Country, New Road 『Concorde』 Official Video
「好きなアーティストを目当てに苗場に来られる方は多いと思います。でもフジロックは、色んなジャンルにおける最高峰のアーティストが世界中から集まってくるイベントです。目的なくたまたま通りすがりで見たステージの音楽が最高だったりすることもあり、そういった新しい音楽の出会いもまた魅力の一つではないでしょうか。さらに、ライブ以外でも会場内を彩るアートや豊かな自然があり、 フードエリアも充実しているから、何も考えずに訪れるだけでも楽しめるはずです。そんなふうにフジロックは苗場の広いエリアの中で、その瞬間、その場所でしか体験できない予測不可能な感動がたくさんあるイベントなんです」
WONK 長塚健斗とGLIM SPANKYが注目の海外アーティスト
人気アーティストもステージを降りれば、一人の音楽フリークだ。「FUJI ROCK FESTIVAL '22」の出演者たちは、どの同業者に熱視線を送っているのだろうか。Vampire Weekend 『Harmony Hall』 Official Video
Altın Gün 『Goca Dünya』 Audio
Halsey 『So Good』 Official Video
1つ目の対談企画は、今年フジロックに初出演を果たす4人組ロックバンド「マカロニえんぴつ」のボーカル・はっとりと、あっこゴリラによるトークセッション。はっとりは「バンド結成10周年目といういい節目でオファーをいただいたので、満を持して胸を張って出たいなという気持ちです」と意気込みつつ、かつてフジロックでボランティアとして働いていたという意外な過去を告白した。はっとりへのインタビューは動画も配信中だ。オンエアとは異なるトークが楽しめる。
いいちこブースではホットドリンクも提供
フジロックにおいて、多種多様な料理・ドリンクを取り揃えたフードエリアもまた大きな楽しみの一つだ。“下町のナポレオン”の愛称でお馴染みの本格むぎ焼酎「いいちこ」をはじめ、清酒・ワイン・ ブランデー・リキュール・スピリッツなどを幅広く手がける総合醸造企業・三和酒類では、2018年から同イベントにブースを出展している。酷暑が予想される日中はキンキンに冷えた「いいちこ下町のハイボール」でリフレッシュし、ひんやりした空気の夜にはホットのいいちこで心身をあたため、深夜及び明日のライブに備える……。そんなふうにいいちこブースを利用して、「FUJI ROCK FESTIVAL '22」を快適に楽しんでみてはいかがだろうか。
(構成=小島浩平)
■いいちこ下町のハイボール
https://www.iichiko.co.jp/products/shitamachino_highball/
■「SONAR MUSIC」公式サイト
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
からの記事と詳細 ( 開幕迫る「フジロック」 おすすめアーティストや穴場スポットなど楽しみ方を徹底解剖! - J-WAVE NEWS )
https://ift.tt/9QmMEf2
No comments:
Post a Comment