大手電機メーカー「三菱電機」(東京)がサイバー攻撃を受けた問題で、防衛省は24日、流出した可能性がある安全保障上の機微な情報は計59件だったとする調査結果を公表した。
防衛省によると、同社は同省関連のデータファイルを社内のインターネット端末に保存。2019年3月、中国を拠点にする管理サーバーがサイバー攻撃を受け、そこから国内の端末に不正アクセスが確認された。
不正アクセスを受けた防衛関連情報は約2万件あり、同省はこのうち59件について、「安全保障への影響を及ぼすおそれのあるデータファイルだった」としている。情報が流出したとの前提で、すでに必要な保全措置を講じた。
防衛省は、同社に適切な情報管理を行うよう注意。国内の防衛関連企業約250社に対し、厳格な管理策を盛り込んだ情報保全ルールを今年度中に規則化していく考えも明らかにした。
からの記事と詳細 ( 安保情報59件、流出の可能性…三菱電機サイバー攻撃で防衛省調査 - 読売新聞オンライン )
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