厚生労働省は３０日、全国の新型コロナウイルスワクチン会場を紹介するホームページ（ＨＰ）「コロナワクチンナビ」の偽サイトが見つかったと発表した。接種時の自己負担は生じないにもかかわらず、偽サイトはクレジットカード情報の入力を求めており、同省は詐欺サイトの疑いがあるとして注意を呼びかけている。
同省によると、「自衛隊大規模接種センター」をかたるメールから偽サイトの予約手続きに進むと、名前や住所、カード番号などを入力させられる。同省のロゴマークや問い合わせ先も掲載され、本物のサイトと酷似しているという。
ワクチン接種は全額が公費負担で、自治体や医療機関などが支払いを求めることはない。ワクチン接種を巡っては、予約受け付けを装った携帯電話のショートメッセージサービス（ＳＭＳ）から別の偽サイトに誘導される事例もあり、消費者庁は「不審なＨＰは開かないでほしい」としている。
からの記事と詳細 ( 接種会場の紹介サイト、カード情報求められたら…それは偽サイトです - 読売新聞 )
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