日本株は反落、高値警戒やインフレ意識－電機や情報・通信安い - ブルームバーグ

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10日の東京株式相場は反落。米国の経済対策や企業業績への期待からほぼ連日で上昇を続けてきたが、高値への警戒や米国の大型財政措置によるインフレ誘発が意識されそう。電機や情報・通信、医薬品などは売り優勢。

ＴＯＰＩＸは前日比5.18ポイント（0.3％）安の1920.36－午前９時３分時点 日経平均株価は112円72銭（0.4％）安の２万9393円21銭

＜きょうのポイント＞

【 米国市況】Ｓ＆Ｐ500種が７日ぶり反落、ドル続落－原油は上昇 ダラス連銀総裁、 インフレの一時的急上昇の可能性見込む－回復過程で トヨタ自動車が2021年３月期第３四半期決算をきょう発表－午後の取引時間中

　　いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は「景況感が良くなる中、米国で財政が１兆9000億ドル規模で出るため金利上昇やインフレへの懸念はある」と話した。「ショートカバーで上昇してきた銘柄が売られる一方、利益確定で売られてきたグロース株などが切り返しもみ合うだろう」と話した。

• 東証33業種では鉱業、不動産、ガラス・土石、水産・農林、非鉄金属、建設などが下落
• ゴム製品、パルプ・紙、空運業、輸送用機器、その他製品が上昇

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