音楽ストリーミングサービス「Spotify」が12月1日、2020年の音楽シーンを振り返るランキングを発表。これによると、国内で最も聞かれたアーティストは4人組バンド「Official髭男dism」ということが分かりました。
2020年のランキングでは「国内で最も再生されたアーティスト」「国内で最も再生された楽曲」「国内で最も再生されたアルバム」でOfficial髭男dismが1位を獲得し、アーティスト、楽曲、アルバムの3冠は日本初となりました。
3冠に輝いたOfficial髭男dismは「日本のSpotifyで初の快挙ということでとても光栄です。自分たちの音楽を沢山の方が聞いてくださっている事が本当に嬉しいです」と喜びをあらわに。「感謝の気持ちを胸に、さらなる楽曲制作に励んでいこうと思います」と決意を新たにしています。
また「国内で最も再生された楽曲」はOfficial髭男dismの「Pretender」と「I LOVE…」が1位と3位に登場。「Pretender」は2019年5月に発売された2ndシングルで、YouTubeで2億7000万再生(本稿執筆時点)を超えるバンド最大のヒット作となっています。この他、2位がYOASOBIの「夜に駆ける」、4位がKing Gnuの「白日」、5位が瑛人の「香水」がランクインしています。
さらに「国内で最も再生されたアルバム」では、Official髭男dismの「Traveler」「エスかパレード」が1位と4位に。その他は、2位King Gnu「CEREMONY」、3位Mrs.GREEN APPLE「Attitude」、5位米津玄師「STRAY SHEEP」という結果となりました。
なお、「世界で最も再生されたアーティスト」の1位は、プエルトリコ出身のラッパーのバッド・バニーに。次いで2位がドレイク、3位がJ.バルヴィン。4位Juice WRLD、ザ・ウィークエンドと、男性ソロアーティストがトップ5を占めています。
一方「世界で最も再生された女性アーティスト」では、2年連続でビリー・アイリッシュが首位に輝きました。テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデがトップ3を飾り、以降4位デュア・リバ、5位ホールジーという結果に。
そして「世界で最も再生された楽曲」の1位は、ザ・ウィークエンドの「Blinding lights」。次いで2位はトーンズ・アンド・アイ「Dance Monkey」、3位はRoddy Rich「The Box」でした。
同調査の利用ユーザーは世界92カ国と地域で3億2000万人、集計期間は2020年1月1日から11月27日となっています。
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