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Friday, October 16, 2020

パリ郊外で教員が首切られ死亡 テロで捜査 ムハンマドの風刺画が関係か - 産経ニュース

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16日、フランス・コンフランサントノリーヌの事件現場付近で話すマクロン大統領(AP)
16日、フランス・コンフランサントノリーヌの事件現場付近で話すマクロン大統領(AP)

 【パリ=三井美奈】パリ北郊のイブリヌ県で16日、中学校の男性教員が男に刃物で襲われ、死亡した。仏メディアによると、首を切られていた。教員がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を授業で使ったことが犯行の引き金になったと見られており、学校を視察したマクロン仏大統領は「イスラム主義者によるテロ」だと批判した。

 報道によると、被害者は歴史・地理の教員。風刺画は週刊紙シャルリー・エブドが掲載したもので、「表現の自由」についての教材だった。イスラム教徒の父兄からは苦情が出ていたという。マクロン氏は「被害者は生徒に『表現の自由』を教えたために殺された」と述べた。

 容疑者は18歳で、イスラム教徒の多いロシアのチェチェン共和国生まれとされる。犯行後、駆け付けた警察官に射殺された。犯行直前、アラビア語で「神は偉大なり」と叫んだという。

 同紙は2015年、銃撃テロの標的となり、編集部員ら12人が死亡した。今年9月始めには、この事件の公判開始に合わせて、ムハンマドの風刺画を再掲載した。9月末、テロ現場となった同紙の旧本社前で、パキスタン系の男がナイフで2人を負傷させる事件が起きたばかりだった。

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