AIアートグランプリ実行委員会は4月5日、「第三回AIアートグランプリ」の開催を発表した。同グランプリは「人間による表現手段としてのAIの積極的な活用の方向性を探り、AIを活用したアーティストを育成すること」ことを目的としたグランプリ。第一回は2023年3月、第二回は11月に表彰式が開催されている。
応募は8月から
今回のスケジュールは、応募レギュレーションの発表が6月、作品のエントリー期間が8月から9月。
グランプリの発表は11月8日(金)と9日(土)に東京・ベルサール秋葉原で開催されるイベント「AIフェスティバル 2024 Powered by GALLERIA」で行われる。
また、従来のグランプリに加えて「絵画部門」を新設。幅広いアーティストの参加を目指すという。
審査委員長は、メディアアーティスト・東京大学名誉教授・デジタルコンテンツ協会会長の河口洋一郎氏。開催にあたり、「生成AIは世界を席巻している。我が国の文化・芸術・歴史・先端的技術をAIによって火花を散らして、新たな創造性を発見することも私は重要だと思う。時代は激変の真っ只中にいて、これをチャンスと捉え、AIが自分達をパワーアップさせると積極的な試みでクリエィティブな世界に一石を投じる事を期待したい。新たに静止画部門も出来、表現領域がさらに拡大した事にも期待している。」とコメントしている。
ほかに、イラストレーター・漫画家の安倍吉俊氏、映画監督の樋口真嗣氏、アニメ企画プロデューサーの諏訪道彦氏、弁護士の柿沼太一氏も審査委員を務める。
グランプリの主催はAIアートグランプリ実行委員会で、共催は株式会社サードウェーブ。一般財団法人デジタルコンテンツ協会とASIAGRAPH CG Art Galleryが後援している。
からの記事と詳細 ( あの「AIアートグランプリ」が今年も開催、AIアーティストの育成を目指す/絵画部門を新設、応募は8月から - 窓の杜 )
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