[UDホスピタリティマネジメント株式会社 エースホテル京都]
新進気鋭のアーティストを発掘・支援プログラム エースホテル「アーティスト・イン・レジデンス」第2弾【展示期間】2023年11月2日(木)~2024年1月29日(月)
エースホテル京都(所在地:京都市中京区、総支配人:池内 志帆)は、新進気鋭のアーティストを発掘・支援することを目的としたプログラム「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」を2023年の夏に初開催しました。第二弾のアーティストとして、コンテンポラリーアーティスト/現代美術家MOMOの作品を2023年11月2日(木)から2024年1月29日(月)の期間、ホテル1階のロビーギャラリーで展示します。
「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」に参加するアーティストは、2023年の春に東京ビックサイトにて開催された世界的現代美術家の村上隆氏が率いるカイカイキキによる新人アーティス トアインキュベーションイベント「GEISAI #22」から、「エースホテル京都賞」を受賞した4名です。エースホテル京都は、それぞれのアーティストの展示期間をホテル1階のロビーギャラリーに順次設け、2024年の夏まで同プログラムを開催します。
第二弾のアーティストMOMOは、今年の10月に27歳を迎え「Tuning 27」をコンセプトに、 27歳という若さでこの世を去り、今なお多くの人に影響を与え続ける偉大な画家、ジャン=ミシェル・バスキアをはじめ、ギタリスト・シンガーソングライターのジミ・ヘンドリックスなど、「彼らが抱え持った陰」や「現在の自分」など、様々なことを重ね合わせ、MOMOの特徴である文字を主体とした「テキストスタイルアート」の計12個の作品を制作しました。
本作品はあえて「未完成」の状態で展示されます。作品を観に来た方たちが、作品に描かれている絵や、書かれている言葉を多面的見方を持ち、自由に感じてもらえることで完成につながります。感じたことに正解も不正解もなく、物事に対する思考の希薄さをなくし、さまざまなことについて深く考えるきっかけを創出する事をひとつの目的としています。
本展示の代表作に、「Behind White=白の裏」という作品があります。白い裏には黒く濁った色が混じり合い、表面的な色ではなく、隠れている黒い葛藤や、苦しみなどを本作品で表現しています。多くの人たちが「真っ白な色」イコール純粋さや綺麗という言葉が思い浮かぶかもしれません。しかし、そこに苦悩や葛藤という黒い色を加えることで、作品が引き締まり、影があることで、作品により深みが出ます。人も同様「陰」の部分があることで、奥深く魅了が溢れるのではないかと考えられると思います。
10月6日から11月上旬の約1ヶ月間、エースホテル京都に滞在したMOMOは、「普段は、東京での生活圏内のコミュニケーション内で感じた言葉で作品を作っていたけど、京都に滞在している期間は、エースホテル京都のスタッフたちの愛に溢れた心配りの中、とても温かく穏やかな気持ちで作品制作に集中でき、これまでと違った作品を仕上げることができました。」と語ります。
是非本件ご取材賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
MOMOの作品スタイルについて
アーティストになったきっかけは、ギタリストである父親の楽曲などに触れて過ごした時間が長かった影響、また身近な人が経験した不幸な出来事やアンダーグラウンドな世界を目の当たりにし、その事象を客観的に見て感じたことや、俯瞰的に見て感じたことをメモに書き留め、命に対する向き合い方、境地に立たされたときの立ち上がり方、間違った判断を起こさないための言葉を考え、キャンバスにフレーズを書き下ろし、色や背景を描き、アートという手段で世の中に愛があふれるメッセージを伝えたいということをきっかけにアーティストになりました。
30日間エースホテル京都で過ごした様子
アーティスト紹介
■ MOMO l コンテンポラリーアーティスト/現代美術家
1996年生まれ。アクリル画、写真、映像、音響、インスタレーションなど、固定概念や枠にとらわれず、様々な手法で自身の体験を表現。人一人が生き延びる理由を与える作品を創る。村上隆主催のアートの祭典「GEISAI#22 & Classic」では特別賞のAce Hotel Awardを受賞。自己体験からの世界観と子供の様なタッチスタイルで観る人を愛で包み込むアイコニックな存在として活動の幅を広げている。
ホームページ https://momofurukawa.wixsite.com/momo
Instagram https://www.instagram.com/__fmomo__/
▼2023年
・展示「ambivalent」(蔦屋書店 /代官山)
・GEISAI#22(東京ビッグサイト/東京) Ace Hotel Award 受賞
・「HOTEL THE COMPACT」2室ペイント担当(淡路島/兵庫)
・個展「As I Am」(TRUNK HOTEL /渋谷)
・グループ展「JOINT HARAJUKU 5th Anniversary Exhibition」(JOINT HARAJUKU/明治神宮前)
▼2022年
・千葉県一宮にてIMAGO付サウナとのコラボレーション屋外広告を披露
・グループ展「Winter Art Market」(Feb gallery Tokyo/表参道)
・個展「love」(TRUNK HOTEL /渋谷)
・グループ展「Here is ZINE tokyo」(Feb gallery Tokyo/表参道)
・加熱式たばこデバイス「glo CREATES」参加
・個展「Nostalgia」(JOINT HARAJUKU/明治神宮前)
▼2021年
・サーフィンオリンピック会場千葉県一宮にて50面のアート屋外広告を披露
アーティスト・イン・レジデンスとは
2014年にエースホテル・ニューヨークで開始した「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」は、クリエイティブ集団やアート機関とのパートナーシップのもと世界中のアーティストを各地のエースホテルに招き、一ヶ月間作品制作のスタジオとしてホテルの一室を提供し、創作のための時間と空間を与えられたアーティストの作品は、滞在するエースホテルに展示され、一般公開するアーティスト支援プログラムになります。
エースホテルは長い間、先見性を持ち、創造性と反骨精神でその土地に命を吹き込むアーティストや作家の方々−を称えてきました。数年にわたり、このプログラムはニューヨーク以外のエースホテルにも拡大し、幅広い分野から何百人ものアーティストが参加するようになりました。参加アーティストは、このプログラムの一環として、エースホテルの客室で音楽の制作や録音、詩や手紙、短編小説の執筆、スケッチ、写真撮影、映像撮影、絵画、彫刻などを行ってきました。京都、パームスプリングス、ニューヨーク、ブルックリン、ダウンタウン・ロサンゼルス、ニューオーリンズ、トロント、シドニーの各ホテルは、それぞれ別の施設、団体、組織と提携し、2023/2024 「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」の共同キュレーションを行っております。
エースホテル京都について
名 称:エースホテル京都(日本語表記) / Ace Hotel Kyoto(英語表記)
住 所:京都府京都市中京区車屋町245-2 新風館内
開 業 日:2020年6月11日
総 客 室 数:213室(客室部分2階~7階、保存棟26室、増築棟187室)
料 飲 施 設:レストラン3店舗、コーヒーショップ1店舗
その他施設:オリジナルグッズショップ、ギャラリー、宴会場1、会議室3、ルーフトップ、屋上庭園、フィットネス・ジム、フォトブース
駐 車 場:なし
ホームページ:https://jp.acehotel.com/kyoto/
LINE公式アカウント:https://lin.ee/t2Y6HcB(レストラン、イベント、宿泊のお得な情報やLINE限定のコンテンツをお届けします。)
<ホテル概要>
1999年アメリカのシアトルで若いクリエイター集団によってスタートして以来、現在全世界に10店舗をホテルを展開。アートや音楽を軸に、クリエイティビティあふれるインテリアデザインや、広く開かれたロビースペースの活用などで、旅行者だけでなくコミュニティと結びついたそれまでになかった形のホテルとして日本でも注目を浴びてきたホテル。エースホテル京都は初のアジア及び日本出店となる。
エースホテル京都は、著名建築家・隈研吾氏、長年のパートナーであるコミューンデザインとのコラボレーションにより、「East Meets West(イースト ミーツ ウエスト)」というコンセプトのもとデザインされた。日本とアメリカ西海岸のアーティストや職人によるクラフト、自然、地域の素材、カスタムアートなど「美的哲学、アイデアと伝統」がバランスよく融合された、新しい感覚の空間・アート作品を、宴会場、客室だけでなく館内のいたる所に配置する。そのほか、エースホテルのリテールショップと専用アートギャラリーを含むインスピレーション溢れるロビー、受賞歴のあるパートナーシェフ、ウェス・アヴィラ、ケイティ・コール、マーク・ヴェトリ率いる3つの個性的なレストラン、ホワイトオーク材を使用した広々としたグリッドや庭園の中庭を見渡せる全面ガラス張りの壁など、細部にまでこだわったフレキシブルなイベントスペース、日本初のスタンプタウン・コーヒー・ロースターズのカフェ、緑豊かな中庭など、エースホテル京都は、地元の人々や観光客に友情、発見、文化交流の場を提供する。
企業プレスリリース詳細へ (2023/11/02-17:16)
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