張徐展(ジャンシュウ・ジャン)さん(35)
いま熱い注目を集める台湾の人気アーティストだ。短編動画「熱帯複眼――動物故事系列」は、紙製の動物やジオラマを用いてコマ撮りで動きをイメージさせるストップモーションで作成。台湾伝統の紙細工の技を生かしながら独自の世界観が広がる。東京で5月下旬に開催された現代美術の祭典「六本木アートナイト2023」への参加に伴い来日した。
作品は、森でマメジカが知恵を働かせてワニの背を使って川を渡るというインドネシアの民話から着想を得た。「類似した物語は世界各地にあり、日本では『因幡の白兎(しろうさぎ)』がある。普遍的な寓話(ぐうわ)から動物の世界を表現した。ハエのように複眼で世界を見るなど、異なる立場で同じ体験をすることで固有の文化やアイデンティティーを考えることにつながる」と語る。
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