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東京・調布市の住宅街で陥没などが起きたことに対し、情報公開請求をした住民の男性の個人情報を調布市が事業者側に漏らした問題。漏洩された男性がJNNの取材に応じ、「ミスではなく確信犯だと思う、非常に恐ろしい」などと語りました。 調布市の住宅街で、トンネル工事の真上で陥没などが起きた問題。この問題をめぐって、情報公開請求をした男性の住所などの個人情報を、調布市の職員が9回にわたって工事の事業者であるNEXCO東日本や国交省などに漏らしていました。 事態が発覚したきっかけ。それは、先月下旬、情報を漏洩された男性のもとに届いた内部告発とみられる匿名の手紙でした。 情報を漏洩された男性 「突然の手紙で失礼します。我々と調布市役所とのやりとりが度を越えていると感じましたのでお知らせします。あなたの個人情報が駄々洩れとなっています」 手紙には、市の職員がNEXCO東日本などに送ったとみられるメールのコピーが同封されていました。そこに書かれていたのは・・・ メールの文面 「市民から情報開示請求がありましたので情報提供いたします」 情報漏洩を示唆するような内容。さらに、手紙の中には男性が情報公開を請求した際の文書が個人情報を黒塗りなどで隠されずに入っていて、先ほどのメールとともに調布市側が事業者側に送ったとみられます。 情報を漏洩された男性 「(情報が)送られている三者のなかで、しっかりと情報共有がされている。どの住民がどうだとか。この構造がみえてきたということで、非常に恐ろしくなりますね」 情報漏洩について調布市は「ミスが原因」としていますが、調布市側が送ったとされるメールには、さらに、こんな文面がありました。 メールの文面 「前回同様、取り扱い厳重注意でお願いいたします」 情報を漏洩された男性 「向こうがミスだという話ではないと思う。僕は確信犯、意図的にわかってやっていると(思う)」 12日、JNNの取材に対し調布市の担当課は、「メールの内容についてはメールがすでに削除されているので確認できない」としたうえで、「『情報提供する』や『取り扱い厳重注意』という言葉は市民の相談を事業者に伝える場合などに定型文として使っていた」と意図的な情報漏洩は否定しています。(12日17:28)
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