中国の個人情報保護法が今月導入されたのを受け工業情報省がコンプライアンス(法令順守)状況を検証しており、テンセント・ホールディングス( 騰訊)は新規アプリの投入を停止するよう命じられている。事情に詳しい関係者が明らかにした。
すでに投入されているアプリは引き続きダウンロードし利用することができるが、同省はこうしたアプリのアップデートも一時的に停止するよう指示している。非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。
「微信(ウィーチャット)」や「QQ」などのアプリを展開しているテンセントは、アプリ内のユーザー保護機能強化を進めており、確実なコンプライアンスのため関係する政府機関と定期的に協力しているとするコメントを発表した。
大手テクノロジー企業の影響力を抑え、こうした企業が集める膨大なデータを管理する取り組み一環として、中国政府はユーザーデータの扱いを厳格化する個人情報保護法を11月1日に施行。関係者によれば、以前の検証でテンセント製品の一部がデータ保護ルールに反していることが判明し、工業情報省は同社に照準を定めているという。
国営中央テレビ(CCTV)は、テンセントの新規アプリ投入と既存アプリ更新は24日から今年末までに審査を受ける必要があるとする同省の命令を報じた。情報源は示していない。
原題: China Freezes New Tencent Apps, Updates For Data Privacy Review(抜粋)
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