滋賀県多賀町の土木工事の入札をめぐって、町の４０代の課長補佐が予定価格に関する情報を地元の業者に教えた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。
滋賀県警察本部は官製談合防止法違反などの疑いで課長補佐を逮捕する方針です。
官製談合防止法違反などの疑いが持たれているのは多賀町の４０代の課長補佐です。
捜査関係者によりますと、課長補佐は多賀町がことし３月に行った土木工事の指名競争入札で、予定価格に近い額をこの工事を落札した地元の土木建築会社の７０代の元役員に入札前に教えた疑いがあるということです。
滋賀県警察本部は、この課長補佐から事情を聞いていて、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕する方針で、事件の詳しいいきさつを調べることにしています。
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