
米中央情報局(CIA)、国家安全保障局(NSA)など16の情報機関を総括する最高の情報ポストに当たる国家情報長官(DNI)が、先端科学の専門家らを相次いでスタッフに迎え入れているという。ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙が8日(現地時間)に報じた。こうした動きは、未確認飛行物体(UFO)現象およびコロナウイルスの起源など、情報機関の直面している諸問題について従来の諜報(ちょうほう)活動ではきちんと説明できないことが理由になっている。 ■「THE世界大学ランキング2021」1位はオックスフォード大、ソウル大60位…東京大は? DNIは先月25日、「UFOは物理的に存在している現象」だとし、国家安全保障上の「脅威」になり得るという調査報告書を発表した。米国の国家機関が「UFOは存在する」ということを公式報告書で表明したのこれが初めてだった。しかし同報告書は、関連資料が足りずUFOの実体が何なのか究明するのは困難、とも記した。「エイリアンの科学技術」の証拠は見当たらなかったが、エイリアンの宇宙船だという一部の理論を排除することもできない、あいまいな結論だった。 米国の各情報機関はまた、ジョー・バイデン大統領が今年5月に指示した「コロナ起源の調査」でもさしたる進展を見せられずにいる。コロナの武漢起源説が米国内で提起され続ける中、これを証明する決定的証拠は出てこないのだ。「ウォールストリート・ジャーナル」は最近、匿名の政府関係者の話を引用して「米情報当局は(コロナの起源に関連して)明確な説明を提供できていない」と伝えた。
2016年から米国政府機関の職員らが相次いで原因不明の耳鳴りや頭痛に苦しんでいる現象、いわゆる「ハバナ症候群」についての研究も必要だ。「ポリティコ」は今年5月、「ロシアの諜報組織である偵察総局(GRU)が背後に存在する可能性が疑われている」と報じた。 こうした状況でDNIは最近、気候変動および革新的技術(disruptive technology)など、先端科学分野を担当する管理職クラスの2つのポストを新設した。またこれとは別に、国務省所属の伝染病学者も迎え入れたという。アブリル・ヘインズ国家情報長官も、諜報活動の中に科学的な説明が必要なケースがある場合は外部の科学者の「プール」を利用して随時諮問を行っている、とNYT紙は伝えた。 NYT紙は「冷戦時代には、科学は主に敵の核・ミサイル開発および化学兵器プログラムなどを監視することに用いられた」としつつ、「しかし、このところ情報当局が直面している科学分野は、彼らが投資してきたものとは全く異なる」と説明した。
からの記事と詳細 ( 米最高の情報機関はなぜ宇宙科学者を相次いでスカウトしているのか(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース )
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