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Saturday, May 1, 2021

トヨタ 盤石の2021年新車攻勢とSUV戦略全情報 どうなる新型ランクル&クラウンSUV - ベストカーWeb

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 次世代モビリティを開発する新組織「ウーブンプラネットグループ」が発足し、未来の実験都市「ウーブンシティ」の建設もスタート。

 また、自動運転技術では限られたエリアでシステム主導の運転が可能になる「レベル3」を間もなく発売…などなど、トヨタの勢いは増すばかりだ。

 クルマを製造する会社から、モビリティ社会全般をデザインする企業へ、トヨタは今、大きく変わろうとしている。

 とはいえ、メインはやはりクルマを開発・生産・販売して社会に貢献し利益を上げること。2023年までの3年間だけでも、ボリュームあるニューモデルの投入が予定されている。

 今回ここでは、今後3年間のトヨタ&レクサスのニューモデル戦略でポイントとなる(1)SUVの車種拡大 (2)ハイブリッド車の進化と変化 (3)スポーツモデルの投入 (4)EV(電気自動車)の取り組み という4つのトピックについて、各年登場が目される注目車とともに、3回に分けて掘り下げてみたい。

●全3回で扱う各トピック
・【1/本記事】トヨタ 盤石の2021年新車攻勢とSUV戦略全情報 どうなる新型ランクル&クラウンSUV
・【2/5月2日更新予定】トヨタ 勝負の2022年新車攻勢とHV戦略全情報 どうなる新型ノア&86&新SUV
・【3/5月3日更新予定】トヨタ 本命次期プリウス登場 2023年新車攻勢とEV戦略全情報 カローラスポーツGRMNも登場か

※本稿は2021年3月のものです。新型車の登場時期予想はベストカー調べ
文/ベストカー編集部、写真/TOYOTA 予想CG/ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2021年4月26日号

【画像ギャラリー】2021年 これから登場が目されるトヨタ期待のニューモデル8台をギャラリーでチェック!


■2021年 これから現れるトヨタ注目のモデルは?

 世界が注目するランドクルーザーのフルモデルチェンジ。タフな安全性と走破性に最新の技術が組み合わさり「陸の王者」が進化する。

 新型NXはレクサスの今年の目玉。ハリアーのレクサス版ともいえる成り立ちだが、それだけにブランド最量販モデルになること確実だ。

 V8、5Lエンジンを積むIS Fはコレクターズアイテムにもなりそうな貴重な逸品となる!

●トヨタ 新型ランドクルーザー300(2021年8月登場予定)…V6、3.5Lターボ+ハイブリッドの情報もあったが、まずはガソリンとディーゼルで登場。

トヨタ 新型ランドクルーザー300(2021年8月登場予定・画像はベストカー編集部による予想CG)
【ランクル300のライバルとなるのは?】レンジローバーはターボのPHVもラインナップ。ランクルは保守的だが、それが信頼性にも繋がる

●新型レクサスNX(2021年10月登場予定)…ボディを拡大して威厳と居住性を向上。TNGAの採用で乗り味を大きく進化させる。2.5Lハイブリッドと2.4Lガソリンターボを搭載。

新型レクサスNX(2021年10月登場予定・画像はベストカー編集部による予想CG)
【新型NXのライバルとなるのは?】今年冬に登場予定の新型アウトランダーPHEVの進化が気になる。ガソリンモデルは5月に登場予定だ(画像はベストカー編集部による予想CG)

●新型レクサスIS(2021年12月登場予定)…ビッグマイチェンでシャシー性能が大幅に向上したISだけに本格スポーツグレードの追加は楽しみ。V8、5Lは481psを発生するとの情報だ。

新型レクサスIS(2021年12月登場予定・画像はベストカー編集部による予想CG)
【新型ISのライバルとなるのは?】新型が登場したばかりのBMW M3がライバル。510psの直6、3Lツインターボを搭載

■トヨタ 2021年-2023年のSUV新車戦略は??

 まずはSUV。SUV人気はとどまるところを知らず、各社精力的にニューモデルを投入している。

 今後登場が予定されているトヨタの新型SUVは新型ランクル300(今年8月)、カローラクロス(今年9月)、新型レクサスNX(今年10月)、新型ランクルプラド(2022年秋)、レクサスの最高級SUV、LF(2023年)といったところ。これに加えてクラウンがフルモデルチェンジでSUVに大変身するという情報もある。

 なかでも注目はランクル300で、当初予定の5月発売が延びて8~9月頃の登場となる予定だ。本誌連載「地獄耳スクープ」でおなじみの遠藤徹氏によると、7月から先行予約が始まるということだ。

 TNGAによるプラットフォームを採用しながら、頑丈なフレーム構造を継続。パワーユニットは新開発の3.5L V6ターボと3.3Lディーゼルターボで、3.5LのV6ハイブリッドは当面見送られる見込みだという。

 今年10月デビューの新型レクサスNXも力の入ったモデルとなる。RAV4、ハリアーで好評のTNGA、GL-Aプラットフォームを採用し、ボディを少し大型化。全長4630×全幅1870×全高1630mmとなり、パワーユニットは2.5Lハイブリッドと新開発の2.4Lガソリンターボが設定されるという情報だ。遅れてPHV(プラグインハイブリッド)の追加も予想される。

 さて、SUVといえば気になるのがクラウンの動向。一時期、クラウンのSUVへの変身が大いに話題になったものだが、現時点で情報は途絶えている。地元紙である中日新聞のスクープだったが、市場の反応を探るためのトヨタからのリーク情報だったという見方もある。

トヨタ クラウンSUV(画像はベストカー編集部による予想CG)
上海モータショーで発表された新型型SUVクラウンクルーガー。3列シートを擁する大型SUVだ。これがこのままクラウンSUVとなるのでは? という見方も

 それが事実なら、トヨタは反応をどう捉えたかが重要。ベストカーとしては本格的なSUVではなく、ベンツEクラスオールテレインのようなクロスオーバータイプが本命ではないかと予想する。

 法人需要のためにセダンは継続させ、クロスオーバータイプも用意するという戦略。来年は間に合わず、2023年になってからの登場となるだろう。

【画像ギャラリー】2021年 これから登場が目されるトヨタ期待のニューモデル8台をギャラリーでチェック!

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