
「緊急時は予期せぬ事態が必ず起きる。自ら情報収集し、判断する能力が必要だと思い知らされた」。東京電力福島第1原子力発電所から15キロ圏内にある福島県富岡町。東日本大震災の発生後、町役場で災害対応に奔走した菅野利行さん(63)は自戒を込めて語る。
2011年3月11日午後2時46分の地震発生から約50分後、第1原発は津波によって全電源を失った。しかし、初動対応に忙殺される職員らに原発の状況を把握する...
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