茨城県龍ケ崎市の副市長ら2人が、市が発注した工事の入札に関する情報を事前に漏らしたとして逮捕された事件で、対象となった6件の工事はいずれも落札した業者が異なることが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は漏らした情報が業者間の受注調整に使われていた疑いがあるとみて調べています。
茨城県龍ケ崎市の副市長、川村光男容疑者(65)と市の社会福祉協議会の理事、川北惠一郎容疑者(71)は、去年行われた中学校の施設改修工事などの一般競争入札をめぐり、入札に参加する業者などの情報を事前に漏らしたとして3日、官製談合防止法違反の疑いで逮捕されました。
川村副市長は川北容疑者から依頼を受け、複数の職員を通じて入手した情報を漏らしていた疑いがあるということです。
今回、情報の漏えいがあったとされる工事は合わせて6件ありますが、いずれも落札した業者が異なることが捜査関係者への取材で分かりました。
漏らした情報は、川北容疑者から市内に拠点がある業者に伝わっていたとみられ、警視庁はこうした情報が業者間の受注調整に使われていた疑いがあるとみて調べています。
警視庁は2人の認否を明らかにしていません。
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