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Sunday, February 7, 2021

防災情報を多言語で ポルトガル、ベトナム、中、英 小松市国際協 会員が即LINEで配信|地域|石川のニュース|北國新聞 - 北國新聞

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外国人にLINE登録を呼び掛ける小松市国際交流協会の村上さん(左)=同協会

外国人にLINE登録を呼び掛ける小松市国際交流協会の村上さん(左)=同協会

「震度2の地震観測」を伝えるLINEのメッセージ例。(小松市国際交流協会提供)

「震度2の地震観測」を伝えるLINEのメッセージ例。(小松市国際交流協会提供)

 小松市国際交流協会は、外国人住民向けに防災情報を多言語で発信する取り組みに乗りだした。地震などの災害時に、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の市公式アカウントで投稿される情報を基に、ポルトガル語やベトナム語などのメッセージをいち早く配信する。14日から市内で外国人向けに説明会を開き、登録、利用を呼び掛ける。

 市は今年度末で廃止する災害情報メールに代わり、昨年6月からLINEで災害・防災情報を提供している。地震、風水害の発生、避難情報に加え、新型コロナウイルスの感染状況を伝達。7日時点で約1万5千人が登録している。

 協会は昨春、多文化防災部会を設けて外国人の防災力向上を推進してきた。地震や河川の氾濫、土砂災害による避難指示・勧告など、特に緊急性の高い情報はスマートフォンで即座に発信したいと、あらかじめ23パターンのメッセージを多言語で用意した。

 市内には1日時点で2392人の外国人が暮らし、国籍はブラジル(947人)、ベトナム(489人)、中国(352人)の順に多い。協会はポルトガル語、ベトナム語、中国語、英語に加え、簡単な日本語で情報提供するアカウントをそれぞれ開設した。

 市公式アカウントに「市内で地震を観測しました」などのメッセージが配信されると、それぞれの言語を担当する会員がすぐさま対応する外国語メッセージを投稿する。新年度以降は危険箇所など細かい情報も伝えたい考えだ。

 LINE登録用のQRコードを載せたチラシを作製し、協会フェイスブックに掲載してPRしている。2、3月に市内で日本語教室などに合わせて登録会を3回開く。多文化防災部会の副部会長を務める村上洋子さんは「万一の際に取り残されることがないよう、できるだけ多くの外国人の方に活用してもらいたい」と話した。

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