新型コロナウイルスの影響でテレワークや企業のデジタル技術の活用が進んだため、スマートフォンや半導体など世界の電子情報機器の生産額がことし過去最高を更新する見通しです。
電子情報技術産業協会のまとめによりますと、ことしの世界のスマ-トフォンやパソコン、半導体などの生産額は、去年より2%増えて2兆9700億ドル余りと過去最高を更新する見通しです。
新型コロナウイルスの影響で設備投資を控える動きもありましたが、テレワークやオンライン授業の普及でパソコンの需要が増えたほか、データの通信量が増えたことでデータセンター向けの半導体の需要が伸びたことが主な要因です。
来年は、企業のデジタル技術の活用が進むことや新たな通信規格5Gが普及することから、生産額は3兆1700億ドル余りと初めて3兆ドルを超える見通しです。
協会の石塚茂樹会長はオンライン会見で「社会全体が大きな変革を迫られた1年であらゆる場面でデジタル技術の活用が進展し、劇的な変化が生まれた。今後あらゆる分野においてデジタルトランスフォーメーションが進むことから、何のためにどのようにしてデジタルを活用していくかが重要な課題だ」と述べました。
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