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Thursday, December 31, 2020

【LIVE BEACON 2021】出演アーティスト7組のチャートアクションを振り返る | Special - Billboard JAPAN

bintangsef.blogspot.com

 TikTokとBillboard JAPANが主催する配信ライブイベント【LIVE BEACON 2021】が、2021年1月11日(月・祝)に開催される。本イベントには、2020年に躍進を遂げ、2021年さらなる活躍が期待される7組のアーティストが出演する。本稿では、出演アーティストたちのこれまでの快進撃を、チャートアクションを中心に振り返っていく。

瑛人

▲瑛人「香水」

 無名のアーティストがTikTokでブームを巻き起こし、LINE MUSICやSpotifyバイラルチャートなど、ストリーミング・サービスのランキングに波及。そして、Billboard JAPANの総合チャート<HOT100>の上位にチャートインすることで、さらに人気を拡大していく――そんな2020年的なヒットを象徴するアーティストが、瑛人だろう。
 「香水」は、2019年4月にリリースされた楽曲だが、TikTokで2020年4月頃より同曲を使った動画が急増。2020/5/25付の<HOT100>では、インディーズ・アーティスト初の総合首位を獲得した。その後も、カラオケチャートで14週連続1位を獲得したり、YouTubeでは多くの著名人がMVをカバーしたりとトピックが絶えず、2020年末には、Billboard JAPANの年間チャートで総合6位を獲得。『NHK紅白歌合戦』でも披露され、2020年を代表する楽曲の一つとなった。
 なお瑛人は、2021年1月1日に初のアルバム『すっからかん』をリリース。同月31日には、アルバムの発売を記念した自身初のワンマンライブを開催予定。“「香水」以降”の瑛人の活動にも期待が高まる。

Tani Yuuki

▲Tani Yuuki「Myra」

 Tani Yuukiは、YouTubeやTikTokを中心に活動するシンガーソングライターだ。YouTubeのオフィシャルチャンネルでは、オリジナルソングやカバーソングを投稿するなど、精力的に活動している。さらに、オンラインアカペラサークル「WHITEBOX」にも所属しており、「WHITEBOX」のオフィシャルチャンネルでも、Taniの歌声を聴くことができる。
 2020年5月に投稿したオリジナルソング「Myra」は、TikTokでVlogのBGMとして人気を集めブレイク。同時に、歌詞の韻の踏み方が注目され、歌ってみた動画も多く投稿された。「Myra」は、2020/7/20付のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャートで、自身最高となる週間5位を獲得。10月からは成田凌と小日向文世が出演するTikTokのCMソングに起用され、再び再生数を伸ばしている。

ひらめ

▲ひらめ「ポケットからキュンです!」

 TikTokを中心に活動するシンガーソングライター・ひらめは、井上苑子に影響を受け、2020年3月よりギターの弾き語り動画をTikTokに投稿し始めた。
 6月に投稿したオリジナルソング「ポケットからキュンです!」は、指ハートを作るミームや、好きなタレントのシーンを集めた”推し動画”、子供やペットが登場する動画のBGMとして大流行。その柔らかな歌声とキュートな歌詞は、多くのユーザーに親しまれ、本楽曲を使った関連動画の数は30万を超える。さらに、歌詞のワンフレーズとして頻出する「キュンです」は、2020年の<TikTok流行語大賞>でグランプリを受賞した。
 ひらめは、「ポケットからキュンです!」の他にも、SNSのリアルなやり取りが描かれた「既読無視」など、等身大のソングライティングが脚光を浴びている。

もさを。

▲もさを。「ぎゅっと。」

 もさを。は、SNSで活動するシンガーソングライターで、メディアへの顔出しは一切していない。2017年よりTwitterで弾き語り動画の投稿をスタートし、2018年からはInstagramとYouTube、2020年からはTikTokにも活動の場を広げた。
 2020年3月にTikTokに投稿した「ぎゅっと。」が、ワンセクションのみにも関わらず評判を呼び、7月よりフルバージョンの配信を開始。優しさや温かみを感じる歌が話題となり、LINE MUSICウィークリーチャート(集計期間:2020年7月29日~8月4日)では、1位を獲得した。
 さらに、もさを。は、初の配信曲「ぎゅっと。」から、最新曲「冬のプレゼント」まで、インスト・アレンジver.を除く、これまで配信してきた5曲すべてが、Billboard JAPANストリーミング・ソング・チャートでトップ100にチャートインしたことがある。このことから、アーティスト自体の注目度の高さがうかがえ、2021年にはさらなるヒットに期待できそうだ。

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