佐賀県鹿島市は29日、災害時などに使う「避難行動要支援者台帳」の更新手続きで、27世帯32人に対し、別の登録者の個人情報が記載された申請書を送るミスがあったと発表した。市は申請書を回収し、関係者におわびした。
市総務課によると、申請書は、要介護認定者や身体障害者らに25日に発送。登録済みの人には、内容に変更がないかどうかを確認してもらうため、電話番号やかかりつけの医療機関、緊急連絡先となる人の氏名や続柄などが記載されていた。
自分の登録情報と異なる申請書を受け取った人から28日に連絡があり、ミスが発覚。個人情報が入力された表計算ソフトを使って作業をしていた際、誤って1行削除し、一つの地区で1人分ずつ記載情報がずれたことが原因という。
同課は「ご迷惑をおかけしおわび申し上げる。今後は再発防止のため、丁寧なデータ作成事務を行う」としている。
からの記事と詳細 ( 表計算ソフトで1行ずれて、他人の個人情報届く…市が関係者におわび - 読売新聞 )
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