みずほ総合研究所とみずほ銀行は2020年7月21日、みずほ総研で顧客情報の紛失が明らかになったと発表した。顧客の名前や連絡先、口座番号など最大で約250万件の顧客情報が紛失した可能性がある。内部調査の結果、顧客管理システムのバックアップデータを保存していた磁気テープを誤って廃棄した可能性が高く、不正に持ち出した形跡などは見つかっていないという。
紛失したのは顧客情報（約66万9000件）や、企業内研修や講演などの利用実績情報（約183万8000件）で、重複を含めると最大250万7000件に達する。みずほ総研とみずほ銀行が共同運営する会員制サービス「MIZUHO Membership One」の法人情報や関連する個人情報、みずほ銀行などがみずほ総研に委託している相談サービス業務の情報が含まれている。
みずほフィナンシャルグループによると、磁気テープの顧客情報を復元するには、特殊仕様のシステム環境を構築する必要があり、第三者が解読できる可能性は低いとしている。今のところ、顧客情報の不正利用に関する照会や、みずほ総研やみずほ銀行に対する不正要求といった外部への情報漏洩が疑われる事態は起きていないという。
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July 22, 2020 at 10:13AM
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みずほ総研で最大250万件の顧客情報紛失、磁気テープを誤廃棄の可能性 - ITpro
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