河川の氾濫や浸水といった災害が起きた際に、ＳＮＳに投稿された被害情報を分析して即時に地図上に表示するシステムが開発されました。
ＮＥＣが開発したシステムは、河川の氾濫や家屋の浸水、さらに道路の寸断による孤立といったツイッターに投稿された情報を、ＡＩ＝人工知能が即時に分析します。
そして、被害の種類ごとに自動的に仕分けて、投稿された数を地図上に表示し、地域ごとに被害を一覧できるとしています。
同じ画面で一つ一つの投稿内容を見ることができるうえ、ほかの投稿と矛盾している情報を自動的に判別して、誤っている可能性があることを知らせる機能もあるということです。
会社は、自治体や企業向けに来月から有料でサービスの提供を始める計画で、被害情報の収集にかかる担当者の負担を減らし、避難などに向けた速やかな判断につなげたい考えです。
開発を手がけたＮＥＣの阿部健太さんは「東日本大震災以来、被害状況を迅速に把握するためのＳＮＳの情報の重要性が高まっている。自治体などに活用してもらうことで地域の安心安全に貢献したい」と話していました。
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June 26, 2020 at 03:52PM
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河川氾濫や浸水 SNS投稿をAIが分析 情報提供 システム開発 NEC - NHK NEWS WEB
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