新型コロナウイルスの感染が拡大するにつれて、平日に東京都心を訪れる人の数が減っていることを示すデータが公開され、テレワークの導入など、働き方の変化を裏付けています。
ヤフーは、利用者から同意のうえで得た位置情報を使い、プライバシーを保護した形で、ことし２月以降の東京23区内の区ごとの人出を推計して公開しました。
それによりますと、２月の最初の平日、３日に多くの企業や官公庁が集まる千代田区を訪れた人は97万4000人でした。
一方、３月の最初の平日、２日には88万9000人と、２月３日に比べて8.7％の減少となりました。
それが今月の最初の平日、１日には76万4000人となり、やはり２月３日に比べて21.5％減りました。
また、新橋などがある港区で見ても、２月３日の88万2000人と比べて、３月２日は8.6％、４月１日は22.2％、それぞれ訪れる人が減りました。
ほかの区でも平日に都心を訪れる人の数は減っていて、新型コロナウイルスの感染が拡大するにつれ、企業などの間でテレワークの活用が進んだことを裏付けています。
今後、法律に基づく「緊急事態宣言」が出された場合、テレワークで働く人の数がさらに増えることも予想され、都心への平日の人の流入が一段と減少する可能性がありそうです。
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April 07, 2020 at 10:21AM
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東京都心の平日の人出減少 ヤフーが位置情報から推計 - NHK NEWS WEB
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