静岡県東部の自治体職員が資質向上と交流を目的に結成した「横議横行の会」は７日、情報を自由に活用して社会課題の解決につなげる「オープンデータ」のトークイベントを三島市などで開催した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い会場での開催を避け、オンライン会議システムで２０カ所をつないだパネル討論などを行った。
情報通信技術（ＩＣＴ）で社会課題に挑む「コードフォーふじのくに」の市川博之代表（４３）は基調講演し、行政から出てくる正しい情報を市民が自由に活用する仕組みの重要性を強調した。オープンデータが「町の基盤になる」と述べ、「後戻りはできない。すんなりやる地域と抵抗する地域で差が出てくる」と指摘した。
パネル討論では、市川代表や三島市の職員ら４人が参加した。各地域の取り組みやオープンデータとして残すべき情報などについて意見を述べ、「受益者だけが豊かになるのではなく、主体的に行動する人が豊かになる」との声が上がった。
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March 09, 2020 at 06:00PM
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情報活用し課題解決へ 静岡県東部自治体職員、オンラインで討論｜静岡新聞アットエス - ＠S［アットエス］ by 静岡新聞
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