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Thursday, February 20, 2020

SNS上で不確かな情報出回る|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

20日までに道内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは5人。感染経路をさかのぼって追跡できない「市中感染」の可能性も指摘されているだけに、不安を感じている方は少なくないと思います。
こうした中、SNS上では根拠のない不確かな情報が出回り始めています。

【SNS上にあふれる“フェイクニュース”】
(ケース1)
このうち、「アルコール消毒はウイルス対策に効果がない」という書き込みは先月末に広く拡散されました。
このツイートが拡散したあと、厚生労働省は「アルコール消毒は有効だ」などと誤りを正すための情報を公式ツイッターで発信しています。
(ケース2)
検査費用に関する誤った情報もSNS上に流れました。
実際は検査を受けた人に費用負担はないにもかかわらず、今週初め、ネット上に「陰性だった場合、8万円の検査費用は自己負担になる」と書き込まれたのです。
最初の書き込みはすでに見られない状態になっていますが、延べ数万人が目にしたとみられ、情報はコピーされていまも拡散を続けています。
(ケース3)
道内でも、こうした不確かな情報発信が起きています。
今月に入ってから「旭川でも感染者が出た」とか「釧路でコロナ患者発生」などと根拠のない書き込みが相次ぎました。
地元で感染者が出たなどとSNS上で書かれたことについて、旭川市保健所の担当者は「書き込みのことは承知しているが、事実ではなく困惑している。感染者が出れば発表するので、行政のホームページなど公式な情報を確認してほしい」と冷静な対応を呼びかけています。

【市民にも不安広がる】
不確かな情報が出回っていることについて、ふだんからSNSを利用する若者を中心に札幌市内で話を聞きました。
このうち20代の女性は「何が本当かわからないので、不確かな情報が出てくるのは怖いです」と話していました。
この女性は、おととしの胆振東部地震のときも「断水する」という間違った情報を受け取ったことがあるということです。
また、20代の男子大学生は、出どころ不明の情報が道内でも発信されていることについて、「いまは春休みなので旅行を計画している人も多いです。誤った情報によって旅行をとりやめるなどの影響が出てしまうのはよくないと思います」と話していました。
このほか、日頃からネット上に飛び交う情報には注意を払っているという人もいました。
20代の男性は、「SNSにはデマが多いので個人が発信する情報は聞き流す程度にして信じないようにしています」と話していました。

【情報源の確認が大事】
ソーシャルメディアに詳しい法政大学の藤代裕之准教授は、ウイルスの感染拡大について先の読めない状況が続いていることが、真偽不明のうわさを広まりやすくさせていると分析しています。
そのうえで、「ネットに書き込む発信者に悪意はないのかもしれないが、社会の混乱を招くきっかけになりかねない。受け手側はいつ、誰による情報なのか発信源を見極めて、政府や報道機関などが公表した情報を優先的に選ぶようにしてほしい」と話しています。
また藤代准教授は、不確かな情報が出回る背景には情報量の少なさがあるとして、「公的機関ができるかぎり情報開示を進めることも必要だ」と指摘しています。

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February 20, 2020 at 04:39PM
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